詩　生きる

嘲笑われ、踏みにじられて。
叩きつぶされ、使い捨てられて。

私、悪いことしたっけかな。
私、何を間違ったんだろうな。

ずっと、真面目にまっすぐ生きてきたのに
気がついたらこんなことに。

言うまでもなく毎日くるしくて
味方も縋れる存在もいなくて

私はひとりぼっち。

この世に逃げ場なんてないように思えて

延長コードを持ったんだ。

本気だったように思えたけれど、まだ自分が消える本当の意味を理解できていたわけじゃなくて

その覚悟は空想の域を出なかった。

「生きたい」って心が、身体が叫んだんだ。

ああ、仕事なんてバックれて、海でも見に行こうか。

朝日に向かってバイクを飛ばしてさぁ。

海に浮かぶ水平線でも見つけに行こうよ。

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苦しかったあの日々を思って書きました。

#よづき