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個人面談

現在、スタッフが4名。
うちひとりは週1日勤務なので
3名がメインで動いています。

以前は大きなことを決める時だけ
集まって会議してましたが
YouTubeでタカ社長の動画を拝見し
個人面談の重要性に気づきました。

面談はLINE電話で行い
持ち時間は15分と短めなので
どこにいても開始できて気軽です。

8月で3回め。
3名の変化を記します。

キッチンリーダー Kさん

9年前のオープンからいてくれる
右腕とも言える存在です。
当時24歳だった彼女は33歳になり
自信がついて、しっかりしてきました。
開業したてのダメダメ店長を
よく支えてくれたと感謝が尽きません。

彼女が30代に入った頃
私もそうだったように
彼女も自分の人生を改めて考えたそうで
「辞めて正社員になる」と告げられました。

基本的に退職を引き止めない私ですが
お店にとっても私にとっても
彼女の存在がどれほど重要だったか気づき
悩んで悩んで、説得し、今に至るです。

私の指示を正確に
しかも良い状態でやり遂げてくれて
とてもがまん強いのが長所な反面
我慢しすぎなところが心配ですが
面談をすることでガス抜きができています。

言いたいことがあっても
バランス重視の彼女は
自分の主張を飲み込むこともあります。
それを言葉の空気感で察知して
アドバイスやサポートをすることで
後押しすることができ
自信を持ってみんなに指示してくれます。

面談をしてみたことが
一番良かったと思えるスタッフです。

ホールリーダー Hさん

3人の中では最年長の43歳で
Kさんの半年後に入店しました。

明るく、面倒見がよく
とにかくよく働いてくれる
みんなのムードメーカーです。

年齢的、性格的に
お年寄りのファンが多く
彼女と話したくて来てくれるお客さまが
たくさんいらっしゃいます。

面談前には
全員に質問シートを渡し
うまくいったことや残念だったこと
これからどうしてみたいかなど
記入してもらいます。
それを基に話していくのですが
彼女のシートは脈絡がなく
その場その場での思いつきです。

だからこその会話の楽しさですが
今月はチャレンジをいくつか決めて
それを意識して過ごしてみることを
提案してみました。

先を見て、今やることを考えられたら
明るさに計画性がプラスされて
素晴らしいリーダーになれると思います。
達成できる喜びも感じてもらいながら
前向きにチャレンジしてほしいです。

若手スタッフ Oさん

昨年末に入店したOさんは
当時19歳でしたが
メールの文面がきちんとしていて
年齢を間違えたのではないかと
疑問に思うほどでした。

びっくりするほど素直で
当然ですが体力もあり
コロナ禍の度重なるシフト変更も
快く受け入れてくれて助かりました。

状況を客観的に見ることができ
面談シートも筋道立てて記入されています。

わからないことはすぐに聞いてくれるので
「わかってくれてるかな」という
心配はほとんどありませんし
もしあったとしてもバレバレで(笑)
ほかのスタッフたちにとっても
娘や妹のような存在です。

先輩たちのような臨機応変な接が
年齢的にも真似することができず
模索しているようですが
彼女の良さを活かしつつ
さらに小さなチャレンジと成功を
共有し、積み重ねていくことで
もっと自信をつけてもらいたいと
思っています。

面談をやってみて(3回め)

面談シートを事前に記入してもらうことにより
テーマをスタッフ側から提示できるため
「最近どぉ?」「特に何も…」
という、ありがちな展開が発生しません。

面談後は感想も提出してもらって
どう受け止めてくれたかを把握しています。

オープンから5年めくらいまで
店長の私も朝から晩までお店にいましたが
今は閉店前1時間くらいと
用事がある時、人手が足りない時だけ
顔を出す程度です。

そうしないと
ひとを雇うほど稼ぐことができません。

タカ社長の動画に倣い
面談は指導や決定の機会ではなく
想いを共有することを意識していますが
まだまだ私がアドバイスすることが多く
そこは私の改善点でもあります。

現場で言いにくいことがあっても
面談で相談しようかな、と逃げ道になれば
知らないうちにコトが大きくなってた!
という最悪の事態は避けられそうです。

また、必要に応じ
面談の内容は全体ミーティングの
議題にも活用しています。

今のところ
メリットしかないです。

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