予習はゆるく!しっかり復習
2021年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて113回目になりました。
また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて110回目です。
さてっと、
学習は、うまく進んでますか?
どう考えたって、授業で出てくる内容って
新しいことだらけ。
だから、
一度の授業でしっかり理解できるわけはない!
なので、
わからないって、あきらめる必要はない!
じゃあ、ど~すりゃいいんだよ!ってなるよね。
そこで大切なのが、先週も書いたように
「今、ナニがわからないのかを、はっきりさせる」ということ。
そのために、
予習をしましょう。
方法は...
①ゆる~く、次の日の授業に出るあたりの教科書を見る!
➁だんだん慣れてくると、見たことがない言葉とか、
聴いたことがない言葉が目につくようになります。
③わからない所には、教科書にアンダーラインを引いておく!
④授業中に、その言葉が出てきたら
注意して聞いて、アンダーラインの下にメモ!
⑤授業中に、先生が交番に書いたことは、ノートに転記!
⑥今日どこまで学習が進んだのかを、教科書に書き込んでおく。
⑦家に帰ってから、④と⑤をノートでまとめる。
⑧次に授業がある前日に、ノートを読み返してみる。
これで、予習と学習と復習が出来上がり。
試験の前には、しっかりノートを読み直してみること。
知らなかったことを、
授業を通じて知った時の感動を味わってくださいネ。
★保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
学習は「ナニがわからないか」から始めると、
比較的、導入しやすいです。
そのためには、毎日の教科別進捗状況が必要です。
そのスピードに合わせて、教科書をめくることから、
ゆるーい動機付けをすると、
「あっ!わからなくっていいんだ!」
と気づいてくれると思います。
特に、学習に躓きが見られる生徒にとって
「わからない事は、恥ずかしいことで、わるいこと」
なんて思わないよう、上手に導入してください。
一緒に学ぶような気持ちで、
予習と復習を繰り返せば、
そのうちに理解してくれます。
但し、理解の速さには、個人差があるので
あまり無理に、理解を強要しないように。
少しでも理解ができたら、
大げさに褒めてあげてください!
それから、次の段階「応用」に向かいましょう。
そのためには、常に学習内容の原理原則を忘れないでください。
公式だけを覚えていても、「応用」には至りません。
理解し応用ができるようになれば、
学習成果があったと判断できるでしょう。
そうなるためには、ナニを知らないのかを大切にしてください。
但し、興味を引き出すためには、
多人数を相手に行う学校授業の形式では無理があります。
一番生徒に近い存在で、関係性が成立している皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
具体的な手段を見つけやすい立場にいます。
良い相談相手として、また善き話し相手として
近くで寄り添ってくださることを願っております。
03.MAY.2023.ARAI