気づいたらクリスマスだった。
私は双極性障害(躁状態と鬱状態を交互に行き来する精神疾患)が強くあります。あと、今体全身の神経痛と神経麻痺が起こっていて一人でできないことが沢山増えました。飲んだり食べたりも一人で食べるの難しい、トイレも一人でするの難しい、そんな状態です。全部解離性同一性障害を抱えている夫が支えています。
昨日、パニック発作を何度も起こして、周りの関わってくださっている皆に迷惑をかけた嫌な思いをさせたかもしれないという不安に耐え切れずに死にたい気持ちが強くなって、もう訳が分からなくなりました。ガラスのコップがテーブルにあるのを見ると、あれをちょっと割って壊して首筋にぶっさせば絶対死ねる。夫が止めることも出来ずに死ねる。等恐ろしい考えが頭をよぎって助けてくれという感じでした。もうワケわからなくてつらかったです。
私の疾患や精神障害の原因は幼少期の機能不全家族による親からの虐待が原因です。この環境で不幸にも奇跡的に生き延びてしまった私のような人間はアダルトチルドレンとなります。アダルトチルドレンには幼少期からのトラウマが沢山あり、それが現在のうつ病や精神疾患や私はうつ病も併発してますが、双極性障害もありパニック障害もあり…とこんな風に、いろんな精神疾患や精神障害と複雑に絡み合って、病気を複雑なものにしています。
アダルトチルドレンの幼少期のトラウマの中に「見捨てられ不安」というものがあります、子供は親に見捨てられると生きていけない存在ですから見捨てられる=自分は死ぬという心理構造が備わっています。
簡単に言えば、アダルトチルドレンには「周りの人間から嫌われる=死」という方程式が心理の根底に備わっており、それが言いしれないほどの強烈な不安や恐怖となって心に突き刺さってきます。
昨日は私はまさにそれでした。支えてくれていた友人たちや、家族、夫に「助けてくれ死んでしまう」を私なりに発信していたのだと思います。
夫が泣いて私を抱きしめて静かに泣きながら言いました
「ずっと一緒だよ、これからもずっと一緒だよ」
私は一気に頭が落ち着いていきました。夫が泣いているので、涙を拭いてあげながら抱きしめてよしよししました。心は苦しかったけれども、夫が私の自殺を止めてくれたのはこういう風に何度もあります。
夫もアダルトチルドレンで、今孤独で、私よりもひどい状態で、病気も私よりひどくて、家族とも絶縁していて、私はかろうじて、まだ、家族は少しですが私と向き合おうとしようとしている中、夫はそういうのもなく、唯一の存在が私だけだから、私が死んだら夫がかわいそうで死んでしまうだろう。それは嫌だと思いました。胸が苦しくなりましたが、抱きしめてよしよししていたらやっと心が暴れなくなって、眠剤も効かなかった状況から、寝ることができました。というか、あまり記憶がないです。気絶したというか。
起きたら、支えてくれていたみんなからそれぞれのメッセージが来てました。嬉しかったです。同時にクリスマスにごめんね。という気持ちがせめぎあいましたが、変わらず私の友人というポジションにいてくれて変わらず接してくれている。私の事を思い考え言葉を紡いでくれ送ってくれた。それだけで私はなんて幸せなのだろうと思いました。
私は幸せです。生きていてよかったと思うとき、こういう時です。またノートに沢山元気な姿をみせようと思いました。ちょっと早いけど切り上げます。よいクリスマスと年末をお過ごしください。そしてどうか私と相変わらず接してください。大好きなみんなへ。