親と向き合う第一歩。
あなたは自分の親と向き合うことができていますか?
親を1人の人間として。
自分とは違った他人として。
向き合うことができているでしょうか?
もし仮に、今の段階で親と向き合うことができていなくても、安心してください。
今回の記事を読んで、親と向き合うための第一歩を踏み出せば、それだけで充分にあなたは親と向き合っていくことができるようになります。
親との向き合い方について、今回はお話していきます。
そもそも、何故親と向き合うことが必要なのか?
まずは、あなたにとって親と向き合うことがどんな意味を持つのか?
考えてみてください。
毒親の支配から解放されるため?
自分が親みたいな人生を送らないため?
親とは違う人生を生きていると証明するため?
親への復讐?
親からの自立?
あなたの中からどんな言葉が出てきても構わないです。
親と向き合うことの意味をあなたの中で是非見つめてほしいんです。
あなたの中から出てくる想い、感情、言葉を否定しないでほしいんです。
なぜなら、あなたは親とは違う人間として生きていいから。
あなたはあなたの人生を生きていい。
自分のことは許そう。
親は許さなくていい。
ここなんです。
自分を許すためにこそ、親と向き合う必要があると、僕は考えています。
僕らが無意識的に親から受けている影響というのは、
計り知れないほど大きいのだから。
この影響を断ち切り、自分の人生を突き進むためにも、向き合わんとならん。
きついだろうけど。
何もすぐにリアルで親と向き合うことをここでは推奨しないです。
まずはあなたの心の中に浮かぶ親のイメージと向き合うことから、始めよう。
では、どうやって向き合っていくかのステップに入って行きます。
・ステップ1
あなたが幼かった頃、
親に伝えられなかったことはありますか?
してほしかったこと、
やってほしくなかったこと、
なんでもいいです。
幼かった頃の自分をイメージしよう。
そして、伝えられなかったことを伝えたかったときの親をイメージしよう。
・ステップ2
イメージした親に対して、
溢れる想いを声に出すか、
紙に書くことをしよう。
感情的になっていい。
あなたの中から溢れるものを吐き出そう。
物にあたりたくなったら、クッションを使おう。
涙が溢れてきたら思いっきり流そう。
あなたの中から溢れるものをとめたりしないで。
・ステップ3
幼かった頃の自分から、
徐々に今の自分に時間を進めていこう。
今のあなたから、
親に対してイメージの中で、
伝えたいことを伝えよう。
何を言ってもいい。
浮かんできた言葉を伝えていい。
遠慮はいらない。
以上が、親と向き合う方法の第一歩。
これはあくまでイメージの中で行うことで、
あなたの中にある親に対する抵抗や負荷を少しずつ外していけるように、
焦らず取り組んでほしい。
僕自身、このイメージにより、
随分と親に対して
伝えられなかったことを伝えられるように、変化してきている。
親に対して伝えられなかった感情がポイントになる。
怒り、悲しみ、虚しさ、孤独感、無力感、自己否定、憤り、憎しみ、などなど。
どんな感情が出てきてもそれを認めて許すことによって、あなたは親と向き合うことが徐々に可能になっていく。
時間はかかるかもしれないが、
親からの毒を取り除き、
親と自分は別人なんだと完全にあなたの腑に落ちる日が来る。
そのことによって、
あなたはあなたらしさを取り戻し、
あなただけの人生を歩めるようになる。
必ず。