ニュージーランドのエコビレッジに滞在した夫婦が🇳🇿 コミュニティでの子育てを、年齢別で考えてみた
こんにちは!
旅・料理仲間からゼロ日婚をし💍
2月からニュージーランドでワーホリ中の夫婦です🇳🇿
主語は「WE」で人生を歩むため、
結婚当初から夫婦での対話を大事にしてきています🤝
ニュージーランドに来てからは、
1ヶ月半車中泊をしながらキウイピッキングの仕事をし、
その後、WWOOFというエクスチェンジサービスを使って、いろんな家族にお世話になっています🧑🌾🏠
WWOOFは1つの家庭にお邪魔することがほとんどなのですが、6軒目である今回、少し珍しいWWOOF先にステイしました。
32世帯が暮らす、"エコビレッジ" と呼ばれるコミュニティです。
私たちは帰国後、友人たちと小さなコミュニティを作って子育てをしたいという想いを持っています。
今回は、コミュニティに滞在して感じたことをもとに、
自分たちが作り上げたい「村」の構想を考える
『夫婦会議®︎』を行いました!
▼『夫婦会議®︎』とは
🌱滞在したコミュニティについて🌱
1995年に構想が始まり、2000年に建設に着手したコミュニティ。
ニュージーランドでは先駆的存在で、エコビレッジのモデルになっています。
一軒家と、1階2階が別世帯のアパートスタイルが混ざっており、32世帯が暮らしています🏠
共有の"コモンハウス"という建物があり、
"コモンガーデン" (共有の畑)で野菜や果物を育てていて、
敷地内には子供が遊べるコモンスペースもあります。
家を買って所有してる人もいれば、
オーナーに賃料を払って賃貸で住んでいる人もいます。
人は少しずつ入れ替わりますが、創設メンバーも数人残っています。
創設メンバーを中心に、退職後のご高齢の方が多いですが、子育て世代もいて、
ティーンの子たちがみんなで遊んでいたり、
3歳の子がみんなに可愛がられている様子も見られます。
コミュニティの決め事は、分野ごとの小さなグループで話し合いをして、月1のコモンミーティングで議論・意思決定をするというシステムです。
リーダーや運営担当がいるのではなく、完全にみんなの自治で回っています。
コミュニティのさらに詳しいことや、ここでのWWOOF生活については、妻のnoteでまとめていますので、
気になる方はぜひチェックしてみてください!↓
🍀コミュニティの良かったところ🍀
まずは、実際にコミュニティでの暮らしを体験してみて、良いと思ったところを書き出してみました。
▼今回も『夫婦会議ノート』を使いました!
実際に話し合った際の夫婦会議ノートはこちら↓
子育てという観点が中心になりつつ、
元気に暮らすご高齢の皆様を見て、
「歳をとってもコミュニティでみんなで暮らすのは良いね」という話にもなりました👴👵
🐣「村」の年齢別構想🐣
WWOOFでいろいろな年齢の子供たちに触れて、
年齢によって、生活スタイルや大事なこと、
コミュニティとの関わり方が変わってくるなと感じました。
そのため、子供の成長段階に合わせて、
村のテーマ・やりたいこと・それに必要な住環境のイメージを書き出してみました。
"未来の理想" として描いていた、仲間たちとみんなで子育てをする「村」が、具体的なイメージになってきた気がします。
近々、一緒に「村」を作ろう!と言っている仲間夫婦と話し合いをして、
きちんとイメージを擦り合わせ、一緒に素敵な「村」を創り上げていきたいと思っています🤝
💁♂️夫の感想💁♂️
夢である村づくりのイメージが具体的になったエコビレッジでの生活でした!夫婦でいろいろな家庭の中に入り込んで生活を共にするのは本当にいいですね。
理想的な暮らしをしている方で、
長野県の御代田市で5世帯で土地を共同購入し、
みんなで子育てをしたり、みんなで野菜を育てたりしている方がいます。(知り合いではなく雑誌で見つけた方です)
なんとその中の1家族はヨーロッパで私たちと同じようにWWOOFに近いことをしていたそうです。
進む方向もそのためにやっていたことも近くて嬉しくなりました。
ただ今の所、村のメンバーはまだまだ少人数。
32世帯どころか5世帯もいないです。
一生を誓い合うのが夫婦ですが、夫婦という中心円の外側に、日々関わりながら一緒に歳をとっていく夫婦や仲間の存在がもう少しほしいところ。
みんなで子育てを楽しんだり、色んなことに挑戦したり、そんな日々を送っていきたいです。コミュニティ、良かったです!
💁♀️妻の感想💁♀️
コミュニティで育つ子供の姿を実際に見られたこと、
コミュニティで子育てをした/している親御さんのお話を伺えたことが、とても良かったです。
お父さんが畑仕事をしている隣で、ミミズと戯れる3歳の女の子がいました🪱
そのご家族のお家で夕飯をご馳走になった際、野菜と豆のスープが食卓に上ったのです。
「何が入ってるの?」と聞いた女の子に対して、
「じゃがいも・ブロッコリー・シルバービート、全部一緒に植えた野菜だよ!」
とお父さんが答えていました。
幼いときに、土や虫に触れられる環境、
野菜を植える段階から食に関わって、食べものを「つくる」体験ができていること、
とても素敵だなぁと思ったのです☺️
ティーンの子たちは、みんなで集まってカラオケをしていたり、コミュニティ内のおじいちゃんからもらったギターでバンドを組んだりしていました🎸
子供同士の繋がりも、大人との関わりも、とてもいいなぁ、と🤝
私たちの「村」はまだ決まっていないことばかりですが、少しずつ具体的なイメージを膨らませて、
そしてここのコミュニティのように、話し合いを大事にして、素敵な暮らしを実現したいと思います!
🌙おわりに🌙
イメージはしていても、実際に体験してみることで気づくことがたくさんあります。
今回は自分たちの気づきをベースに話し合うことができて、とても良かったです。
夫婦で重ねている『夫婦会議®︎』の習慣が、
今後「村」のミーティングにも活かされていくのだろうか、とワクワクしてきました!
【おまけ】
同じ期間にコミュニティに滞在していた、同じくワーホリで日本から来ている子と、podcastをとりました。
こちらもよろしければお聴きください🎙️