味噌×健康 脂質を下げる食生活
こんにちは、コットングラスの荒木です。
今回は、味噌を学んで、毎日の健康生活を送るためのレシピをお届けします。
内容は、「脂質を抑える味噌の成分について」となります。
まず、味噌に含まれる成分の代表はこちらです。
※余談 味噌の赤さは、アミノ酸によるメイラード効果によって濃くなっていきます。そのアミノ酸は、大豆を蒸すか、煮るかで量が変わっていきます。
蒸すのが赤味噌、煮るのが白味噌です。
豊富な成分がある味噌ですが、その中で今回特出すべき成分があります。それが、脂質をを抑える働きのある、大豆たん白質です。植物製タンパク質に代表される大豆たん白質ですが、大豆プロテイン、ソイプロとも呼ばれ、多くの製品に取り入れられています。
その大豆たん白質が、脂質を抑えるメカニズムを説明します。
コレステロール(脂質の一種)が問題となるのは、血中コレステロールが血管をつまらせる事にあります。
血管に入っていくコレステロールの量は、食事によって腸からリンパ管、血管を経て肝臓に取り込まれたものと、肝臓が作り出したものの合計となります。
この血液中に取り込まれたLDLコレステロールが増えすぎると身体に危険がおよびます。
大豆たん白質を一緒に取り込むことで、大豆タンパク質とコレステロールがくっつき離れないことで、肝臓に取り込まれるコレステロールを減少させ、体の外に排出させることが可能となります。
さらに大豆タンパク質のみ小腸や大腸で吸収され、体内に取り込まれます。
これにより、食事から入ってくるコレステロールが血液に入ってしまう量を減らすことができるのです。
この大豆たん白質は、大豆製品全てに言えることです。納豆やきなこ、豆乳に豆腐と種類がありますので、毎日どれかを取り入れた食事を心がけることが大事だと考えます。毎日を考えた時に味噌が長期保存も可能で、味噌にも豊富な種類がありますので、常時ストックを持つメリットは大きいですね。
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