イヤな人がいるもんよねって、笑いかけられる大人になりたい
今日、スーパーでイライラの塊のような人を見た。
何をするにもドンッドンッと大きな音を立てて、店員さんにも「あぁん?」と何故かキレてる。
私は(自分も短気なくせに)イライラをぶちまけている人を見ると泣きそうになる。
怖い、とかではない。
ただ泣きたくなって、アメリカのドラマ風に言えば「今日って人生で最低の日よっ!」と思う。
今日もちょっぴり涙が出そうになって「ふぅっ」とため息をついたとき。
隣のマダムが私に話しかけた。
「イヤな人がいるもんよね~!お酒飲んでるのかもしれないね?」
こちらを見て、目と目を合わせて、何度も笑って「ウンウン」とうなずく。
気にしない、気にしない、と言われているようでまた涙が出そうになった。
今度はモヤモヤの涙ではなく、人の優しさに触れた時に零れるジーンってやつ。
周囲の状況や感情に引っ張られて疲れてしまうこと、たくさんある。
でも、そんな時に手を差し伸べて「こっちおいで~」と明るい方へ呼んでくれる人がどれだけいるだろうか。
そういう人がいればいるほど、大げさだけど、世界はもっと良くなるんだろう。
だから私も悲しい顔した若者がいる時に、笑いかけられるマダムになりたい。
周りに敏感になってしまうのは決してネガティブなことじゃないと言ってあげたい。
ここまで書いたところで、やっと、イライラドンッドンッおじさんも、イライラせざるを得ない事情があったのだろうと冷静になることができた。
言語化や客観視がモヤモヤから解放してくれるんだね。
強く生きるぞ!
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