見出し画像

難病持ち手帳無しの30代女性が転職活動を成功させるためにやったこと【#00はじめに】

こんにちは、難病を抱えながら働く33歳、cotoです。

なんとなくの知識だけでの転職活動を行ったことで、転職活動は惨敗。
200社以上を書類選考すら通れずに不合格
となりました。

このままではいけない!
その思いから、転職活動の見直しを徹底的に行う。
その結果、書類選考率はほぼ0%から30%にまで上昇!

そして、見直しからわずか2カ月後には難病であることを公表しながら、条件アップを叶える転職に成功しました。

以下のようなことは一切ありません。
・特殊なスキルを持っていた
・素晴らしい学歴の持ち主だった
・自己アピールがとても得意
・話術に優れていた
・転職のためにコンサルを受けた
・スクールなど講座を受けた

どこにでもいる30代の事務職女性の私でも、正しいやり方を理解して取り組むことで叶ったやり方であり、皆さんが実践出来る方法です。



圧倒的不利な転職活動

難病・持病など転職においてハンディキャップがある人にはもちろん、通常の就職・転職活動を行っている方にも私の経験がお役に立てると思います。

なぜなら、私は何か特別なスキルがあった訳でもなく、特殊な資格や能力もありません。経験は一般的な事務職でした。

むしろ、年齢も30歳オーバー。平社員経験のみ。
マネジメント経験なし。最終学歴は高校卒業。
そこに加えて、難病者です。

※障がい者手帳の保有はなく、一般枠です。

【求人の売り手市場の昨今で、圧倒的不利】



200社の書類選考を落ちた私が行ったこと

圧倒的不利と感じ、また、自分の能力と市場のミスマッチが起きているに違いないと感じました。

難病者である私の特性を自身が理解していなかった。
採用者側の目線に立ち、どのような仕事なら任せられるか、採用しても良いと思えるかを考えるため、すべてにおいて視点を変えるようにしました。

・自己分析の見直し
・自分の市場価値の探し方
・職務経歴書の添削
・応募企業の選定の仕方
・エージェントとの徹底的な面談
・面接のときに持病をどのように伝えるか
・必要な配慮はどのように、どこまで伝えるか


私が真剣に転職活動に向き合ったとはどういうことか

どのようなことを実践し、どんな変化があったのか。

私にも出来たこと。
特別なスキルは必要なく、自分を知り、市場を知ることでした。



難病公表しながら叶えた条件アップ

・年収100万アップ
・年間休日125日の確保
・勤務時間30分短縮/日
・残業時間ほぼ0時間/月
・通院時間の確保

転職活動を終了する時には、これらをすべて叶えることの出来る企業から数社内定を頂きました。

収入が上がったことで、持病で掛かる治療費に対する不安を減らすこともできました。

勤務時間は1日8時間という固定概念がありました。
就労時間が8時間未満の企業があることも知ることが出来、就労時間の短い企業に就職させて頂きました。

前職では残業も月60時間オーバーのブラック企業でしたので、こんなに望みが叶うばかりで良いのかと恐縮しました。

内定受託前に何度も難病者であることを何度も伝え、それでも問題ないか。エージェント経由でご確認いただいたほどです。


望みを叶える転職活動

それは、徹底的な自己分析から始まります。
自己理解がないと、望みを言語化することは出来ません。

自己分析をなんとなく。で済ましてしまっている方は、ぜひ自己分析の見直しから行ってみてください。

自己分析にも辿り着かない方は、じっくり自分の気持ち、こころ、望みはなにか。そこから向き合ってください。


自己分析に重点を置く理由

皆さんに転職を成功してほしいから!!

自己分析をないがしろにし、自己理解が進まないままに転職活動をし、なんとなく内定をもらい、条件アップ叶ったし、まぁ結果オーライ。

そんな転職をしてしまうと、転職先で働いている内にだんだんと「なんか違う…」「自分が望む転職ってこれだったのか…?」

いまの自分はどこに向かっているんだろう

そう、転職迷子になってしまうのです。
転職ホッパーとも呼ばれていますね。

しっくりこなくて、また転職してしまう。
社歴は短く、社数だけ増えていく。専門性も高まっていない。

そうなりたいでしょうか?
そうではないはずです。


難病患者でも就職出来る

私はこの事実も声を大にして言いたい。

難病患者 ≠ 障がい者(手帳保有)

難病を患っていても、障がい者ではないのです。
障がい者手帳を保有していないので、障がい者雇用枠での採用も望めないという残酷な現実がありました。

障がい者雇用の求人を出している企業は主に、障害者雇用促進法に定められている法定雇用率を満たす必要があるために求人を出しているところが多いと思います。

私の経験則に基づく実感です。

そうすると、難病者でも障がい者手帳を保有している人はそう多くないんです。なんなら、少ないとすら思います。

そうなってくると、障がい者雇用求人は障がい者手帳を保有している方が書類選考を通りやすく、一般求人では健康な方が書類選考を通りやすく。

難病患者の中には、病気を隠して就職活動を行う人も少なくありません。

ですが、私はこれはオススメしません。
継続して就労を望む際に引け目・負い目を感じ、ストレスになってしまう。

また、企業の就業規則などで、就労に影響のある傷病・疾病の申告をしていなかったことにより、内定取り消しとなることもあり得ます。

こうなってしまっては、せっかくの転職活動がゼロどころか、マイナスから再スタートすることになります。


転職活動、難病者就労支援

インターネットには様々な情報が溢れています。
何が間違っている、どれが正解などはないと思います。

ただ、自分に合った方法を見付けて、正しい手順を踏み活動する。

そうすることで、望む未来は必ず手に入れられる。
そう信じています。

また、私のnoteで希望を叶える転職が出来る方が一人でも多くいらっしゃることを望んでいます。

皆さまの活動のお役に立てるよう、こんなこと知りたい。こんな場合はどうしたら良い?など、お気軽にコメントで教えてください。

精一杯、お力になります。
スキ・フォローで応援頂けると励みになります♡


いいなと思ったら応援しよう!

coto.lifestyle | 難病でも日々を楽しく生きる
いただいたサポートはクリエイターとしての活動費、これからもっとよい作品を送り出すための投資にさせていただきます!