立春を歓迎する気持ちが止まらない
今日は「立春」そして「初午」です。
暦は春になったと告げています。
立春は二十四節気の最初の節気にあたり、
今日を起点に1年が始まります。
八十八夜や二百十日も今日から数えた
日にちを指すので、いろいろな意味で
新しい1年が始まるわけですね。
瀬戸内は最高気温こそ10℃に
届きませんでしたが、日差しは春を思わせました。
考えてみると、冬至の頃より立春の今日は
日照時間が50分ほど長くなっています。
日脚が伸びていることに
誰もが気づいているでしょう。
この日脚の長さは、朝夕と同じではありません。
日の出と日の入りが同等に伸びていません。
日の出は約10分早くなり、
日の入りが約40分遅くなっているのです。
だから、日が長くなったと感じるのは
日が沈むのが遅くなったことから感じる
ことが多いのですね。仕事帰りや、
学校の部活帰りに感じたことがある人が
多いのではないかな。
日脚の長さを朝に感じる人はとても貴重な
経験をしていることになるかもしれません。
日照時間が長くなれば、昼間の日差しの
濃さを感じませんか?
日差しの量が増えている、その感覚が
心身をほぐしてくれます。
人間は日差しを浴びないと生気を失います。
季節の変化は人間の進化に大きな影響を
及ぼしてきたのだと思います。
そんなことから、立春の今日から
新しい1年(季節)が始まると思えば、
ウキウキしませんか?
多少の寒さなど、日差しの暖かさを感じれば
気持ちは前向きになります。
控えめに咲き始める春の花も喜びを隠せません。
厳しい社会季節に負けるなと
応援してくれているようです。