如月に歩みを進めた暦。
この月は複雑な思いと感覚が押し寄せる。
日が差しても空気はまだ冷たい。
風が吹けば体感温度はぐっと下がる。
冴え渡る夜空を眺めれば
星の瞬きは透き通るが如く
月は美しい光を放つ。
このころの月を寒月というが
まさに言いえていると思う。
今日は新月、三日月は立春の日になる。
この月を冬三日月という。
春を待つ期待感とまだまだ続く寒さを
辛抱強く待たねばならない両極の面持ち。
とはいえ、かまど猫ならぬ炬燵人間に
成り下がっている私です。
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