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#9 エイトスターダイヤモンド-ニート息子とのこじらせた関係を修復したくて外車一台分つぎ込んだ話-

このダイヤがあれば、何か変わるかもしれない。

湯川れいこさんの著作に出てきたダイヤに心惹かれネットの海を検索。
エイトスターダイヤモンドの社長さんが湯川さんの元旦那さまと知る。
果たして、私に買えるダイヤモンドがあるだろうか?
ダイヤモンドは社長自ら選んでくれるので、予約してくださいとのこと。

7月7日、四谷のエイトスターダイヤモンドのドアをあけた。
担当の女性と話しているうちに、息子と向き合えていない苦しさを吐露。
「お辛いですね。でも、きっと、大丈夫ですよ。」
思わず涙を流してしまった。気持ちをわかってもらえて嬉しかった。

時間になり、田村社長(2022年ご逝去)の登場。
大柄で品のいい方だった。
「エイトスターダイヤモンドを何で知ったの?」
「湯川れいこさんの著作に記述がありました。」
「あ。そんなこと書いてたっけねえ。」
って。アツアツのおふたりも書いてありました。
とは言えなかった。

まずは、色々ダウジングで調べてみましょう。
感謝してくれている人 418人
応援してくれている人 780人
意識指数       870

考えられない数字だよ。これは。
ご両親に感謝しないとね。

意識指数が何を表してるいるのかわからなかったが褒められて嬉しくなった。
(あとで調べて驚いたのはいうまでもない。悟った人の意識指数だったのだ)
社長の10代を過ごした土地が私の活動範囲と被っていたこともわかり、とても、喜んで話してくれた。
きっと昔のことを沢山思い出されたのだろう。

話しながら田村社長が選んでくれたのはピンクのダイヤモンド。
0.304ct 名前は「I」アイ。
その時の自分にぴったりな名前だと思った。
自分自身のこと「I」。アイは愛。つまりLoveという解釈もできる。

田村社長曰く。高いダイヤがいいというものではない。
必ず、その人に合う石がある。
高価なダイヤを掌に載せてもらったが、「I」のしっくり感とは違った。
なるほど。この石は私の味方なのだと思えた。
台を選び、ピンキーリングにしてもらうことにした。

婚約指輪はサファイアだったので、これが初ダイヤモンド。
お値段も破格。
値段の高いものを普段使いできるかどうかもわからなかった。
それでも、考えることなく即決。
「I」は私を待ってくれていたのだと思えたから。

何が起こるのか楽しみにしてください。とのことだった。
出来上がりの日。
エイトスターでの木曜会。
その日も始まりの日になった。

私は息子のことをとても大切に思ってるんだ。
と、エイトスターを後にしながら実感した。
ダイヤを手にしたからガラッと何かが変わるかどうかわからない。
それでも、ヒカリが射したような気がしたのだった。


現在、エイトスターダイヤモンドは社長の息子さんが跡をつがれている。
さらに、湯川れいこ先生が最高顧問として八面六臂の活躍でエイトスターを盛り上げている。




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