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生姜の驚くべき効能とは?!効果的な摂取方法もご紹介!
「身体の冷えは万病の元」といわれ、低体温は様々な不調をきたします。
1957年の研究では、日本人の平均体温は36.89℃±0.34℃とされていましたが、現在の平均体温は当時より下がっているといわれています。
【参考文献】
三和書籍「日本人の平均体温」 参照日2024年2月21日
冷えを改善するには、身体の中から温め、体温を上げることが重要です。
今回は身体を温める食材「生姜」についてのお話です。
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■生姜とは
生姜はショウガ科の植物で、世界中で香辛料や生薬などとして使われています。
食用としてよく使われているのは、生姜の根茎部分です。
■生姜の栄養素と効能
生姜が身体に良いものだとご存じの方は多いでしょう。
では、生姜はどのような栄養素を含み、どのような効能があるのでしょうか?
◆ギンゲロール(ジンゲロール)
生の生姜(特に皮付近)に含まれる。
体内の余分な熱を取り除き、身体の表面を温める効果がある。
風邪の引き始めや悪寒がする時におすすめ。
◆ショウガオール
ギンゲロールを加熱または乾燥すると、ショウガオールへ変化する。
免疫力UPや血行促進効果があり、身体を芯から温める。
◆食物繊維
腸内環境が整えられ、その結果血流が良くなり、冷えの改善が期待できる。
◆カリウム
体内の余分なナトリウムを排出したり、高血圧やむくみを予防したりする効果がある。
◆マグネシウム
カルシウムなどと共に骨や歯を形成。
筋肉の収縮や体温調節にも関わっている。
その他にも、生姜には抗酸化作用や抗炎症作用などがあるといわれています。
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■和洋折衷!色々な料理に使えます♪
生姜は料理にアクセントを与えるスパイスとして使われることが多く、普段の料理からスイーツまで、様々な場面で活躍する食材です。
生姜の風味が、料理をさわやかな味わいにします。
皮をむかず丸ごと使うと、生姜の香りや栄養を無駄なく摂ることができます。
【生姜を使ったレシピ例】
・おろし生姜…生姜焼き、スープ、ドレッシング
・針生姜…和え物、炊き込みご飯、タコ焼き
・刻み生姜…餃子、チャーハン、佃煮
生姜とレモンを組み合わせたドリンクや、ジンジャーティーなどもおすすめです。
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皆さんからどんな商品を使えば良いのか教えて欲しいというお声をいただくので、わたしがいつも使っているジンジャーシロップをご紹介します。
詳しくはこちらのリンクからご覧ください♪
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■筆者:コスモヘルス株式会社 管理栄養士 堀田
大学で栄養学を学んだ後、長年食品業界に身を置き、商品企画などに携わる。趣味はおいしいものを食べること。