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情報を見極めるコツ
私たちの周りには、たくさんの情報が溢れています。
情報の媒体はテレビ、インターネット、新聞、雑誌、本などさまざまで、今はSNSも盛んです。
これだけたくさんの情報があると、自分に合う情報、必要な情報はどれなのか、きちんと選ぶ必要があると感じている。
私が情報を選ぶとき、大切にしているポイントは2つ。
1 エビデンスを確認する
情報の真偽を確かめるために、その情報源を調べて、エビデンス(証拠)があるか確認する。
情報の客観性、正当性を示すエビデンスの一つに、論文がある。
論文を書いたり、読んだりしたことのある方は知っていると思うが、論文とは、あるテーマに沿った仮説を検証し、文章にしたもの。
ここでの仮説は、証拠物の実在で実証されなければ、単に可能性を示すものでしかない。
自然科学の分野では、同じ条件で人工的に作った厳密な実験により、再現性があることを検証しない限り、その仮説は自然の真理ではない。
実験で実証されていないときは、科学では推測に留まる。
論文は、権威ある専門家によって査読が行われ、不自然な点や分かりにくい点をすべて修正されたうえで、査読者に認められた論文だけが学術雑誌に発表される。
こう聞くと、学術雑誌に掲載された論文は、信頼性が高いと考えられがちだが、それは必ずしも正しくない。
専門的な学術雑誌は1誌だけではなく、『Nature』や『Science』といった世界的に有名な学術雑誌もあれば、大学内で行われている研究をまとめた小規模な雑誌もある。
一言で「専門誌・学術雑誌に掲載された」と言っても、その規模は千差万別で扱いも難しい。
要するに、論文が学術雑誌に発表されたからといって、論文そのものの信頼性を保証するものではない。
たまたま見つけた論文で何か新しい事実を知ったとしても、鵜呑みにしてはいけない。
エビデンスとして適しているか否かも含めて、論文は確認する必要があることを忘れてはいけない。
2 自分に合ったものを選ぶ
自分にフィットする情報だけを選び、取り入れる。
その情報に触れると、どう感じるか?
ざわざわしたり、嫌な感じがしたりするなら、必要のない情報だ。
逆に、ワクワクしたり、楽しくなったりするなら、その情報を選ぶ。
1と2は正反対のようだが、あくまでも主体は自分で、自分で選び取る点では同じスタンス。
特に、医療や健康についての情報は、1の真偽を見抜く必要があると思う。
最終的にどの情報を選び、自分に取り入れるかは、自己責任である。
そして、自分を守れるのは自分だけ。
情報に振り回されるのではなく、自分軸を持って生きたいと思う。
あなたは、どのように情報を取り入れていますか?
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