脳と心を守る

私たちは、たくさんの情報が飛び交っている空間に生きています。

私たちには日々あらゆる情報がもたらされ、情報を意識して選ばないと、世の中に仕掛けられた情報に私たちは洗脳されていきます。

では、どうやって、情報を選び、洗脳から自分の「脳」と「心」を守ればいいのでしょうか？

認知科学者である苫米地英人博士は、『現代洗脳のカラクリ』の著書の中でこのように書いています。

洗脳は洗脳を意識するだけで防御が可能になる

たとえ現実が洗脳社会であろうと、要は情報空間であることには変わりありません。
となれば自分の力で情報を操作し、書き換えることができるのです。
誰かに書き換えられる前に先に自分で自分の情報を書き換えてしまえば、洗脳社会に住んでいても洗脳されることはありません。
自分で自分を洗脳してしまえば、それは事実上、洗脳から逃れることができたと言えるのです。
では、それはどうするのかといえば、ゴールの設定です。

ゴールがあれば、どれだけ洗脳情報を目の前に並べられても関係ないのです。
自分のゴールに合致すれば、それは良い情報であり、合致しなければムダな情報。決して他人から洗脳されるなどと言うことはありません。

自分のゴールさえあれば、洗脳情報の中から必要な情報を選り分け、活用することもできますし、実はこれこそが現実的な脱洗脳法なのです。

まずは「洗脳の仕組み」を知り、それを知ったうえで、他者から洗脳されるのではなく、なりたい自分（ゴール）に向けて自分自身を洗脳していくことが、洗脳から自分を守ることになる。

要するに、
自分にとって真実だとしっくりくる情報を選び、自分の道を進んでいく。
情報ありきではない。
常に自分軸にいて、自分の感覚を信頼して、自分が情報を取捨選択していく。

洗脳というと、不安やネガティブなイメージが連想されがちであるが、自分軸でいさえすれば、怖れることもないし、自己洗脳で成長していくことだってできる。

今、私たちは情報戦争の真っ只中にいるように思う。
デジタル社会が進み、簡単に情報を得られる時代になったが、だからこそ、自分軸で生きることが重要であり、大事であると感じる。

あなたは、自分の脳と心を守っていますか？

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