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繋げることの重要性。アイデアと企画、演劇と役者の話。【たぶん駄文】

このところよく「繋げることの重要性」と「どうやって繋げるか・広がりを持たせるか」について考えています。

企画する力・行動する力・継続する力

アイデアにせよ企画にせよ。単独で立ち上げるのは簡単。準備や工面は必要だとしても思いついて行動に移す、それだけでよいから。実行力がありさえすればある程度のかたちにできる。

継続してゆく企画も単体ならば比較的簡単。ひとつのシリーズを立ち上げて継続してゆくことは、習慣になるまでは負荷が掛かるかもしれないけれど、慣れた頃にはひとつの流れが出来上がり、それほどまでには苦労せずとも進行できる。

ロス・費用対効果を意識する

単発・単独でばらまく様に展開することに意味がないとは言わないけれど、そのやり方だとロスが多いよねと思う。アイデアや企画そのものにせよ、実行するにあたって開拓した人との関わりとか、技術とか、その他諸々をその後にまでわたるかたちで役立てられないことのもったいなさ、残念さ。費用対効果って言えばわかりやすいのかな。長期的な目で見てどうしたらよいか。

つくること、そのひとつの考え方、演劇の場合。

ものをつくってゆく・表現してゆく上で、つくること・表現することを継続したいと思うのなら独立したいくつかの要素を結びつけ、発展させる方法を考えなくてはならない。たとえば演劇の話。劇団やユニットとして公演を行うとか、役者として確立・売れるということを考えるのなら。

経糸と緯糸、広がりと美しさ。

劇団やユニット、それぞれの団体が主催する単独の公演や単発のイベントなど。まずはそれらを繋げて「その団体だからこそできる公演」というパッケージを。それができたらほかの団体との交流まで含めタッグを組む形で新しいパッケージを。それぞれがそういう発想を持つことになれば今よりずっと健全な繋がりができることでしょう。縦にも横にも関わりを、繋がりを。演劇業界全体を視野に入れて自分たちの世界を広げていくこと。

役者としての確立ならば。出演作品のキャスト・スタッフとのご縁はもちろんのこと、それぞれの現場で培ったことを自分の中にストックするだけでなく、身につけたスキルや強みを対外的にアピールして唯一無二の人材であると売り込んでゆくこと。自分という商品を分析し、組み立て直し、デザインし、パッケージまで込みで確立、ブランド化すること。

真剣に考えるべくは

いま、ひとりひとりが真剣に考えるべくは、別々に立ち上がったパーツをどう繋げ、最終的にどんなかたちにまとめるか・どう統べるのかということ。

容易ではない。何年かかるかわからない。それでも、今日ここから少しずつ変えてゆくか、見なかったふりをして今まで通りにやってゆくか。どちらを選ぶかで未来は大きく変わると思うんだ。選ぶのはあなた、好きな方を選べばいい。私は繋げることに心血を注ぐし、大切なものを支援してゆくよ。



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ろこ
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