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#39 青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、死体がありました。』をネタバレなしでご紹介📖

※本記事は《毎週木曜日19時~》放送中のREC.ラジオの内容を文字起こししたものです🖊

【オープニング】

 みなさん、こんばんは。好きな時間に、好きな場所で、寝転んで読書するクラブ活動、「寝読部」部長のコーギーです。
 普段からTwitterで読んだ本を紹介するツイート、いわゆる読了ツイートをしているのですが、こちらのREC.の方でも、毎週木曜日の夜7時に、僕がこれまでに読んだ本をご紹介する10分程度の音声をアップロードしています。

 毎回のお話の流れは、
 まず、ご紹介する作品を読もうと思ったきっかけについてお話をします。
 次に、ネタバレなしで内容のご紹介をします。こちらは裏表紙や帯に書かれている紹介文をそのまま読み上げる形をとります。
 そして最後に、僕の感想をこちらもネタバレなしでお話をします。

 先に「寝読部」についてご案内させてください。
 「寝読部」というのは、僕が部長を務めているTwitter上のクラブ活動でして、寝転んで本を読むのが好きな人であればどなたでも入部できます。
 寝読部の基本的な活動内容は、それぞれの部員さんが、好きな時間に、好きな場所で、寝転んで本を読んで、そのことをハッシュタグ寝読部をつけてツイートするだけです。
 他にも買った本についてのツイートや読了ツイートにも、ハッシュタグ寝読部をつけてたりします。本とか読書に関するツイートなら何につけてもOKということですね。
 Twitterで「寝読部」をハッシュタグ検索していただけましたら、部員さんたちのツイートがズラッと出てきますのでどんな感じかわかります。
 入部を希望される方は、僕のTwitterアカウントをフォローして、どれでもいいので、僕の過去のツイートへのリプライで寝読部に入部を希望する旨を知らせてください。そうしましたら、Twitterの寝読部のリストに入れさせていただきます。毎日エゴサしているんですけど、僕が気づいていない様子だったら催促してくださいね。
 ちなみにこの収録をしている時点では、寝読部員さんは部長の僕を入れて総勢203名です。ついに200名を超えましたー!本当にありがとうございます。
 引き続き絶賛部員募集中ですので、どしどしリプください。ぜひ一緒に寝転んで読書、寝読をしましょう。

★Twitter:


【本日紹介する本】

 そんなこんなで、ここから本題です。
 本日ご紹介する作品は、青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、死体がありました。』です。


【読むきっかけ】

 いいタイトルですよね。めっちゃ好きです。
 本作を読もうと思ったきっかけもタイトルですね。タイトルに惹かれてというのが大きいです。
 あとは表紙のイラスト。インパクト抜群のイラストが決め手ですね。
調べてみましたら、五月女ケイ子(そおとめけいこ)さんというイラストレータさんが描かれたもののようです。
 五月女さんのイラストはどこかしらで見たことある人も多いんじゃないかな?ぜひ実際に本屋さんで本作を探して表紙のイラストを確認してみてください。タイトルと内容にピタッとはまっていて、僕と同じように読みたくなるかもしれません。


【ネタバレなしの内容紹介】

 そして、この『むかしむかしあるところに、死体がありました。』がどんな作品かといいますと、裏表紙に書かれている紹介文をそのまま読み上げさせていただきます。

~紹介文の読み上げ~

 ということで、本作は日本の昔話を基に書かれたミステリ短編集です。


【ネタバレなしの感想】

 続きましては、この作品を読んだ僕の感想をネタバレなしでお話しします。
 本作は2020年の本屋大賞のノミネート作品です。かなり話題になった作品ですね。
 本作にはですね、5つの短編が収録されていまして、日本の昔話の世界を前提にしているいわゆる特殊設定ミステリの短編集になっています。特殊設定ミステリはその名の通り現実にはない特殊な設定であるがゆえに、どうしてもその設定の説明にページを割かなければならないという宿命を背負っているんですけど、巻末の解説で『屍人荘の殺人』を書かれている今村昌弘さんが書かれていた通り、本作は軽々とそのハードルをクリアしています。
 だって前提となるのが日本に住む多くの人が知っている日本の昔話ですからね。基本的にノー説明で事件を起こせる。
 本作の基になっている昔話は『一寸法師』、『花咲かじいさん』、『鶴の恩返し』、『浦島太郎』、『桃太郎』の5つ。それぞれのお話がタイプの異なるミステリに仕上げられていますので、本作を読むだけでミステリというジャンルの面白さを、色んな角度から感じることができると思います。
 そういう点では、ミステリって読んだことがないけどちょっと読んでみたいなぁと思っている人におすすめですね。


【エンディング】

 というわけで、本日ご紹介したのは、青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、死体がありました。』でした。
 続編の『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』という作品も単行本で発刊されています。
 多分今後も続編や関連作品が刊行されそうな感じがしますので、まずは第一作目の本作を読んでみてください。


 さて、最後は二つご案内です。
 今お聴きいただいているこちらのREC.ですが、フォロー、いいねをしていただけたら、続けていく上でとっても励みになります。反応いただけたらやっぱりめっちゃ嬉しいんですよ。
 REC.のいいねは、放送を聴きながら、何回でもできますので、僕への応援代わりにポチポチお願いします。これまでのいくつかの放送で、いただいたいいねの数が大爆発しています。本当にありがとうございます。
 たくさんいいねしても、どなたがどれだけいいねしてくださったかは僕にもわかりませんので、どうぞ遠慮なさらず、いいねの連打をお願いします。

★REC.:


 そして、REC.でお話した本の紹介を文字に起こして投稿するnoteもやってます。こちらはブログみたいなやつですね。
 noteは、毎週木曜日に公開したREC.ラジオのお話を、次の週の水曜日に文字起こしして投稿していきます。音声より文字の方がいいよーという方は毎週水曜日更新のnoteをご覧ください。
 noteも、フォロー、スキをしていただけたらうれしいです。noteのいいね的なやつであるスキは、noteのアカウントをお持ちでなくてもできますので、読んだよサインの代わりにポチっとお願いします。

 木曜日に音声のREC.、水曜日に活字のnote、そして、それ以外の日はTwitterと、そんな感じでのんびりやってますので、ぜひそれぞれをチェックしてみてください。

 ちなみに、Twitter、REC.、noteのアカウント名は全部同じにしてあります。「コーギー・オータ@寝読部部長📖ヾ(:3 」∠ )_」です。
 どのSNSでも、カタカナで「コーギー・オータ」と検索していただけましたら出てくると思います。それぞれフォローしていただけましたら、コーギーだけに、僕がしっぽ振ってなつきます。

 さて、今回も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
 次回はですね、今年最後の放送ということで、「2021年の本ベスト約10冊」と題しまして、今年読んだ小説の中で特によかった作品をほとんど一言コメントだけになるとは思いますが、ダーッとご紹介したいと思っています。毎年やってる年末恒例のツイートの補足ですね。こちらのREC.でご紹介した作品も出てくると思いますので、ぜひ来週の放送もお聴きください。
 それではみなさん、良い寝読ライフをお過ごしくださいね。
 寝読部部長、コーギーでした。そんじゃ、またねー。


※音声で聴きたい方はこちらから☟

#39 青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、死体がありました。』をネタバレなしでご紹介📖 - REC


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