夏休みと休校中のお休みの違いって?それが分かれば、休校中の過ごし方が変わる。
こんにちは
夢の木Lab.若林かおりです。
水曜日に、保護者向けランチミーティング開催しました♪
やはり対話の力はスゴイですね!
夢の木Lab.マネージャー さよ様(みんな―! さよ様と呼んでね~ww)の記事にもありましたが、
一人で悶々とする半日より、他の人の意見に1時間触れる方が、なんと一瞬で視野が広がることか!
本当にその通りでございます。
今日は、先日のランチ会での対話のおすそ分け。
これを読むだけで、視野が広がることもあると思いますよ^^*
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夢の木Lab.は、
『だれもが自分の夢を見つけ、その夢を叶えるチャレンジができる世界に。
そして、お互いの夢を応援し合う世界に。』
を理念に、
子どもたちの学ぶちからアップと、
その子が生まれ持ったギフトを磨き、輝かせるコンテンツを開発、提供しています。
子どもたちの幸せを願い、
子どもたちに、満たされた豊かな人生を生きるための「生きる力」を届けたい方に発信しています。
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長引く休校…
見えてこない学校再開…
その中で成長著しい子どもと毎日ステイホーム!!
子どもが嫌なわけでもないけど、なんだかモヤモヤした状態。
そのモヤモヤも、お話しする中で、輪郭がハッキリ。
今回は、
○休校中の過ごし方の課題
○この休校中に学校に求めていること
というテーマが浮かび上がってきました。
その中で、私がお話ししながら気付いたこと、感じたことをシェアしますね。
1.夏休みとこの休校措置での休みの違い
「夏休みと、この休みは違いますよ」
と言われれば、「そりゃそうですよ、わかってますよ。」
と、いうけれど、
具体的に【何が違うの?】と言われると、考えてしまいました。
皆さんのお話しを聞いて、わかった明確な違いがコレ
○出る課題の違い○
夏休み…出る宿題1学期の復習
休校休み…新学年である4月5月に進むべきはずだったところの予習
○意識の違い○
夏休み…リフレッシュのための休み
=子どもがダラダラしても遊んでいてもさほど気にならない
休校…家庭が学校の代わりをしなければならない
=子どもの態度が気になる!(え?それで大丈夫なの?!)と。
この違いが、また親子関係に影響します。
こんな会話↓↓↓
子ども「宿題を早く終わらせて残った日は遊ぼう!」
親「宿題が終わっても毎日ちゃんと勉強して!」
子ども「なんで~?」
親「そういうものなの!(怒)」
これにはなるほど~。
子どもの気持ちも親の気持ちもよくわかるー!
なので、もし、お子さんと、上のような会話になっていたら、
子どもとこの休校の意味づけをちゃんと話せば解決に近づくのではないでしょうか?
できるならば、学校の先生や「指導者」とみられる立場の人が言ってくれるとありがたい。
それは、説得力があるから^^
2.学校の役割
1の夏休みと休校の違いを考えると、
「学校の役割」が見えてきました。
ちょうど、この次の日に新聞に載っていた言葉がぴったりだったので引用します。
《学習面だけでなく、生活の基盤となる居場所としての役割が大きいのだと改めて感じました》
ほぼ強制的、当たり前のように毎日ある学校。
だからこそ、毎朝起きれて、歩いて学校に行く。
これだけでも、リズムが整い、体力もつく。
今は、自分で決めて起き、意識して運動の時間を作らなければなりません。
授業でも、問いかけられ、考え、手をうごかし、学ぶ。
脳が発達しますね。
もちろん与えられていることで奪われることはあるけれど、
強制してもらえたから、身についていたことはたくさんあります。
そして、コミュニケーション力、社会性。
学校では、誰かが必ずいて、何気ない会話をする。
それは記憶にも残らない内容の話かもしれないけれど、
他者を感じ思い遣ったり、自分自身を知ることにもつながっていきます。
中学生など年齢が上がれば、「私は何者だ」を知るのに他者との関わりは必須。
それは、意図せず何気なくある学校で、はぐくまれることも多いのではないかな。
話は変わりますが…
先日、「先輩が威張っているのが疑問」と、中学生の子が教えてくれました。
部活動で、年下だからという理由でやらされる数々の事が不理不尽だ、と。
そういう理不尽さも、「なんで?おかしくない?」という思いを抱えられるのも、
学校があり、人と関わるから。
学校は、大きな社会に出る前の練習の場である小さな社会。
それを奪われることはとても大きいですね。
3.求めているオンライン
(子どもたちとオンラインの図↑)
オンライン化、オンライン化と叫ばれている中、
2の学校の役割を考えてみると、
私たちがオンラインで何をしてほしいか?
ということも見えきます。
休校中の困りごとの一番は、
《生活のメリハリ》でした。
毎日親としか顔を合わさない。
ひとりで机に向かう…
というのは本当に大変なこと。
その勉強の意味づけもしてくれる人がいない。
周りの友達もいない。
成長の喜びも感じない
意味も分からないことをひとりでやるって相当大変なことです。
なにより孤独。
勉強って一人ではできないんだな。
もくもく自習室でみんなが笑顔で頑張れるのってここに理由があるんだな、って思う。
だから、求めるオンライン化は、
学習の遅れを取り戻すための、一方通行な動画が欲しいのではなく、
『場』
集まって、話をして、「よし! がんばろう!」と思えるような。
時間かけて動画を作らなくても「場」を作ればいいのです。
「集まるよ」って先生が決めて声をかければみんな集まる。
そんな力を持っているのは学校だけ。
私だって、子どもたちには今「場」が必要だ、と、いろいろ工夫して作るけど、
たくさんの子どもは集められないの。
子どもたちにとって、私、若林は「え? なんで?」「誰???」というところから始まる(笑
学校、先生というだけで、子どもたちに安心と信頼を持ってもらえるところにいる。
子どもたちを守れる力を先生たちが持っていること、知っていてほしいな。
と、いうわけで、第1回ランチミーティングのお話に、
かなり私の色付けをした開催レポでした(笑
ランチミーティングでは自由にお話し、いろんな人の考えに触れ、自分の考えをアウトプットしています。
今って本当に刻一刻と変わる情報を与えられ、
流され…と、
アウトプットの場がとっても少ない!
今こそ必要なのに!
またランチミーティングというようなアウトプットの場を作っていきますね。
そして、
こちらもすぐに参加いただけます。
チャットで意見交流の場
そして…5月ももくもく自習室解放しますよ~♪