「苦手」は弱点?それとも個性?
こんにちは!夢の木Lab. マネージャーの大木さよです。
今日の「あさイチ(NHKの朝の情報番組)」に、朝ドラに出演中の、中村蒼さんがゲストとして出ていました。
ドラマの中では、主人公の作曲家・小山祐一の幼なじみの鉄男役として、ガキ大将で優しくも男気ある演技をされていたのですが…
今日のあさイチで垣間見れた姿は、全く逆だったことに驚きました。
根っからのシャイボーイ(古いですか?)
役柄との差にギャップ萌え(古いですねw)
なんだか嬉しくなって、ほぼ最後まで見てしまいました。
※そして、なかむらそう、さんだと思ってた!
なかむらあおい、さんだったのね、
という、すっかりおばちゃんあるあるな勘違いをしていました。
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夢の木Lab.は、
『だれもが自分の夢を見つけ、その夢を叶えるチャレンジができる世界に。
そして、お互いの夢を応援し合う世界に。』
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子どもたちの学ぶちからアップと、
その子が生まれ持ったギフトを磨き、輝かせるコンテンツを開発、提供しています。
子どもたちの幸せを願い、
子どもたちに、満たされた豊かな人生を生きるための「生きる力」を届けたい方に発信しています。
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さて、中村蒼さん。
かっこいいのは言うまでもなく、なんですが、
私が素敵だな、と感じたのはたぶん、
自分の苦手(?)も個性として受け止めている。
と、いうかむしろ楽しんでいる、と観てる視聴者(私)に伝わってきたから。
シャイボーイゆえ、
トークが苦手なんだそうです。
でもね、トークが「好き」なんですって。
番組の中で、
「ラジオパーソナリティに挑戦しよう」というコーナーがありました。
ラジオの司会、DJをしてみたいんだけど、
「したことがない・得意じゃない」中村さんが、
博多華丸大吉さん(あさイチのMC)をゲストに司会になりきる、という主旨のコーナー。
もちろん、ドタバタとする面白さを狙ってたコーナーだと思うし、
一人では出来ないこと(博多華丸大吉という強力なアシストがあったからこそ出来たこと)だったかもしれない。
でも、チャレンジされてる中村さんが、
番組側にやらされている、ではなくて、
とっても楽しそうだったのが印象的で(ご本人もやったあとまず「楽しかった」と仰っていた)、
観てるこっちも楽しかった。
決して上手くはないかもしれないけど、
味があるよね、だからこその、
と思いました。
上手く出来ちゃう人には出せない味です。
そしてこの方は、
自分の得意や苦手を「上手く出来る/出来ない」でジャッジしてないんだろうな、と思いました。
自分が「好きかどうか」「やってみたいかどうか」で決めているから、それが味となって、他のひとを惹きつけているんじゃないかと感じます。
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さてそして。
今日のあさイチでの中村さんをみて、
最近感じていた気づきと繋がった思いがしました。
それは、
子どもが何かに挑戦するとき、
そして自分が何かに挑戦するとき、
「上手くやろう」とか
「失敗しないようにやろう」ということにばかり、囚われてはいけないと言うこと。
もちろん、絶対に負けられない戦いも中にはある。そのために、努力を惜しまないことはもちろん大事だと思います。
でも、上手にやろう、失敗したらどうしよう、
とばかり考えだすと、
殊に新しい物事にチャレンジする際には、
過剰なプレッシャーや尻込みに繋がるだけ。
それよりも、
子ども自身から、自分自身から、湧き出てきた
「やってみようかな」
「やりたい!」
という「好き」の気持ちの方がはるかに大事だと。
子どもが自らが考えて、
進んで物事に取り組んだり、挑戦したり、
成功や失敗から学んだりすること。
それはきっと「好き」や「やってみようかな」から繋がっていくはず。
それがさらに別の「やってみよう」に繋がっていく。
上手くいくかどうかは、きっと一番大事でなことではありません。
自分を受けいれているからこそ、
上手くいかないところさえ個性にして味にして強みにさえ出来る。
その一つ一つの違った味を、
お互いが楽しめて認め合える。
「あ、私の味もイチ押しだけど、
あなたの味も全く違ってすごく美味しい!」
私が叶えたいのはたぶん、そんな未来です^ ^