「自己啓発にしては高い」と思われたことに対する反省を込めての反論
「自己啓発にしては高いんじゃない?」
来月から新しく始まる講座にお申込みいただく際、ある方は家族の方からこのように言われました。
その講座は弊社がコンテンツをご提供する立場で関わっています。このため、主催者がその講座について見込み客の人に対して、どのように説明したかは、直接的には私は知りません。
けれども、我々が取り組んでいるコアコンセプトの発掘は、時々「自己啓発の一つですか?」と質問されることがあります。
自己啓発とは、一般的に、本人の意思によって自分の能力を高めたり、精神的な成長を目指すことを意味します。本を読んだり、セミナーに参加したり、資格試験の勉強をしたり、と自己啓発のやり方は様々です。
しかしながら、自分の価値判断の基準であるコアコンセプトを言語化しても、それで自分の能力が高まる訳ではありません。また、コアコンセプトが見つかっても、それで精神的に成長することもありません。
そういった意味では、コアコンセプトの発掘は自己啓発ではありません。
一方、前述の自己啓発の定義に「本人の意思によって」とありますが、自分のコアコンセプトが分かると、「なぜ、自分はそのような意思を持つのか」が分かります。
人は自分の意思は自分でコントロールできると思っています。そして、その時々で自分は自分の意思で最善と考えられる決断をしていると思っています。
しかしながら、過去を振り返ってみると、自分の意思で最善と思って決断したことが、最善の結果につながっていないことは、誰しも少なくとも一つはあるのではないでしょうか。
自己啓発に関して言えば、私は起業して以来、様々なスキルアップやノウハウ習得のために、お金と時間を使ってきました。そして、これらのきっかけはいろいろですが、最終的には自分の意思によって、投資することを決めたものです。
けれども、今振り返ってみると、「あの講座は行かなくてもよかったのになぁ」と感じるものがたくさんあります(苦笑)。
人はそれぞれ思考の癖があります。そして、自分の意思もその時々の感情や思考の影響を受けるので、その意思に基づいた行動も上手くいくケースと、頑張ってもなかなか上手くいかないケースがあります。
自分のコアコンセプトが分かると、自分自身でこの上手くいくケースと、上手くいかないケースがおおよそ分かるようになります。このため、ブレ幅が少なくなり、間接的に自分の能力も高まり、精神的に成長します。
言ってみれば、コアコンセプトの発掘は、自己啓発の成功確率を上げるための前段階のプロセスなのです。
高いか安いかは、その人のお金の価値基準によるので、一概には何とも言えません。しかしながら、いわゆる自己啓発に数百万円投資してきた私からすれば、
「それ、もっと早く知りたかった」
というものなので、かなり割安だと感じています。
また、私自身に関して言えば、自分のコアコンセプトが自覚できたことで、過去に自己啓発で学んだけれど、仕事で活かせなかったことを、違った観点から有効活用できるようになりました。この点、過去に投資したお金も今後の仕事に活かす形で概ね回収できる見込みです。
ちなみに、冒頭で家族の方からちょっと疑念を呈されたお客さんは、最終的には来月から始まる講座に参加していただくことになりました。
そのご期待をはるかに超えられるよう、我々もさらにコンテンツに磨きをかけたいと思います。
なお、コアコンセプトがどのようなものかを知りたい方は「体感セッション」を受けていただくと嬉しいです。
サポートは、マインドの感情とマネーの勘定を整えることで、自己成長につながる研究費に活用させていただき、得られた気づきをnoteへの記事に投稿する形で還元します。