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【徒然日記】キャリアブレイク後のリハビリ
【前置き】==========================================
リハビリ=書くこと自体もそうだけど、転職したて&約1年半ぶりに社会人復帰(パートはしてたけどフルタイムという意味で)&新しい働きかたラボに計画書を提出するにあたり、エンジンをあっためたくリハビリ執筆です。
これまでと生活リズムも変わって当然ながら平日は気力がなく、休日のこの機会に混乱した頭を整理するために今この記事を書いています。
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今年も、ランサーズの「新しい働きかたラボ」に応募して、無事合格した。
これは、フリーランスの仕事案件獲得には欠かせない大手プラットフォーム=「ランサーズ」と有志(※対象はフリーランスに限らない)が協力して、半年間活動する「研究員制度」だ。
研究員制度には、
1) 設定されたテーマに応募して参加する型
と、
2) 自主的なテーマで応募する自主企画型
がある。私は後者だ。
昨年の第3期には企画型に応募したのだが選考には漏れて、後で代わりに、「よかったら自主参加しませんか?」と入れていただいた。
選考基準は公表されていないため、選別理由はわからない。
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それで、入れていただいたは良いが、去年の私はほぼ幽霊部員(研究員)で、残念ながら最後まで研究を続けず、最後の報告書を出さなかった。
さぼっていたというより、年末のごたごたですっかり忘れていたというのが正しい。
昨年の私の研究テーマは「講師業をしている人間が、クリエィティブスキルを学ぶとどうなるか」であった。
講師業として教える内容が増えてもいいし、デザイン職に転職してもいいし副業として扱える内容が増えるか、ということで実験していた。
結果を先に書くと、2024年6月現在は「どれにも当てはまらない」。
ICT系のインストラクターだった私は、教育業界から畑違いに転職はしたが、デザイン系の職に就いてはいない。副業もしていない。
といって約1年間もかけて、2つの職業訓練に通いWebデザインと、3つのAdobeコースを消化したことが無駄だった、とは考えていない。
当時の職場(学校)でチラシのイラストを描いたりWeb更新をしたり、友人との遊びで動画を編集してプレゼントしたり、スキルを直接報酬に変換していないだけで、「できること」は増えたと思う。と、そう思いたい。
だから最終報告書は出さなかったが、前年度はまぁ、成長したと「結果」を考えてもいいかもしれない(ぼんやりしてるけど)。
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講師と名乗ってもいいものかも憚られるが、この約10年程は教育現場にいてインストラクターも、運営の裏方も、学校事務も経験した。
子ども達は可愛いし、熱心な先生方に会えると自分も発奮してよし私も何かお役に立ちたいな!とがんばってきたつもり。
だけど、いつも
心にあったのは
「私、ほんとは向いてないんじゃないか?」ということ。
ちなみに、教える仕事は幸せだ。自分も教わることがたくさんある。
毎回同じ授業内容なのに、毎回違う発見がある。
準備や成績付けは大変だけど、授業や講義中は舞台に立つかのように?女優スイッチが入るので時間はあっという間で、終わると受講生や仲間たちもそれなりに良いFeedbackを返してくれて、前向きな良い空気の循環にいた。
私は時間契約で、公務員の先生のように時間に追われる「教員」ではないから校務が大変という訳ではない点でも恵まれていたと思う。
なのに
小~大学の教育機関、企業で大人向けの研修機関、オンラインでの研修も試して、自分で考えらえるすべてのスタイルを経験してもまだ
「うーん??」という違和感を持ったまま講師をしていた。。。
もちろん依頼をいただいたのだから、その仕事はきっちりこなすけれども、自分の中で釈然としない違和感が続くので、
やがて契約の切れ目がきたときに、「休む」ことにした。
それでも生活費は必要だから、縁のあるままに、学校事務やぽつりぽつりとした研修のご依頼は受けて、スッパリは辞めずに。
あるときは企業の事務局で200名くらいのオペレーターさんに対応するSVもしてみた。※SV=スーパーバイザー(現場監督みたいな人のこと)
未経験だったが必要スキルとコミュニケーション力はテクニカルサポートとさほど変わらないから多分スライドできたんだろう。と自分では思う。
それが派遣契約だったので、事業が終わったときに企業側による理由の契約解除だから即失業保険がもらえた。
それで1年程休み、かねてから興味のあったデザインを学ぼうと職業訓練を受けてみた。AdobeのPhotoshop、Illustrator、PremiereProはひと通りの機能を使えるようになった。
HTML・CSS、PHPもちょっとだけわかるようになった。
でも、じゃあWebデザイナーに転身します、とはならなかった。気持ちが。
かといってこれまでの講師業に追加して、Webデザインスキルも教えます、というのも言いたくなかった。なんでだろうか。
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職業訓練は失業保険対象である公共のが終わったあと、東京都しごと財団がバックアップする女性就労支援の形で別の職業訓練も追加して受けた。
どちらもWeb制作や動画、デザイン科目だ。
で、どちらもモタモタしているから、きっとキャリアアドバイザーさん達も困惑したであろう。
(オマエに講師案件を紹介したらいいのか、教育か、デザインか、はっきりせえよ!紹介もアドバイスできないよ、と思っていたに違いないw)
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そんな私は今、ESGアナリスト的な仕事に就いてしまった。
的な、というのはまだ、テクニカルアシスタントでデータ集めや登録の雑用くらいしかできないから、すっかり名乗るのはおこがましいと思っている。
にしても、我ながら、今書いていても畑違いにもほどがある。。。と思う。
とはいえサスティナビリティ、SDGs、そういったテーマには興味があった。
しかもスタートアップ2社で、片方はAI事業を手掛けるエンジニアさん達と仕事をし、片方は立ち上げから参画しマネージャー職の肩書をいただいた。
自慢ではなくて、ある程度は元のスキルを活かした形で異業種に転職した。
私は今40代後半で、もうすぐ50代もすぐ見えそうなくらいの年齢だけれども、こんなことってあるのだなと思った。
結局、何が言いたいかというと
人生には「いったん休憩」でも、流れに身を任すでも良いときがあるのかも?ってこと。
これを読んでくれた方がもしいたら、いやいや運が良かっただけじゃない?って思うかもしれないけど、トロい私なりに、常に心で自問自答はしながらトライアンドエラーはしてきたから、この結果は運だけじゃないと思う。
「あれ、今の仕事(職種)ほんとに自分に合っているのかな」と、いったん立ち止まったおかげで、とりあえず目の前の興味のあることやってみて、結果としてはそれが「そのまま」収穫とはならなかったけれど、変形した収穫になった。
ちなみに新しい働きかたラボでは、そういう化学変化も皆さんあたりまえに受け入れてくれる。なぜなら「実験だから」いいんだよ、と言ってくれる(ので好きだー!)。
次は計画書を書かねば。