感謝.ポジティブノートの提案
こんばんは。
カウンセリング&リラクゼーションサロンのcorazonです。
今日は、
感謝.ポジティブノートの提案
についてお話ししますね。
みなさんは日頃、日記やノートをつけていますでしょうか?
手帳に出来事を書いたりしている人も多いのではないでしょうか。
実は、「言葉を書く」ってすごく大切で
思いを外に出すという行為そのもの
がアウトプットになり、意識が強まったり、再認識、再確認できたり、出すことで心を浄化できたりするんですね。
なので、いろんな心のわだかまりを紙に書き出してみたり、
出てくるもの出てくるものをひたすら箇条書きにしてみたりすると、頭がスッキリしてきたり、それだけでカウンセリングの効果があるんです。
そのくらい、「外に出す」って大切なことなんです。
いろんなやり方があると思うのですが、その中でもわたしが今回オススメするのが
“感謝.ポジティブノート゛です。
内容は簡単で、
その日一日にあった
「嬉しかったこと」「楽しかったこと」「人にしてもらったこと」「気分が上がったこと」
など、ありがたいな、良かったな、と思うことを書くだけです。
どうしてこの、感謝ポジティブノートをお勧めするかと言うと…
人はどうしても、ネガティブなことにとらわれやすいから。
“良いこと゛って、慣れて当たり前になりやすいんですね。
例えば、昔の人だったら、水道で蛇口ひねったらきれいな水が出るとか
すごくすごく感動したと思うのですが
今の私たちにとって、それはむしろ「なくては困るもの」ですよね。
新しい会社に入って、「よし、今日から頑張ろうって」思っても
慣れたら不満も出てくる。
新鮮な気持ちはどうしても保つのが難しいもの。
慣れたらより良いものが見えてくる。
この「慣れ」ってものが、厄介なんです。
「嬉しい」とか「楽しい」とか、「有り難い」とかって、特に慣れやすいんですね。
嫌なことって慣れて平気になっても、わりとずっと嫌だったりします。
(慣れてへっちゃらになることもありますが)
楽しいとか嬉しいよりは、慣れにくいんです。
感謝.ポジティブノートをつけると、
毎日毎日、今日良かったことを振り返ります。
嬉しかったことや楽しかったこと、ありがたいことを探すので
これって当たり前じゃないなって、思いやすくなるんです。
別の効果として、ポジティブになりやすくなります。
すごく簡単な原理で
良いことをすこしでも「探そう」「見つけよう」とするので、自然と良いことに目をむけるようになります。
慣れと同じように、人はネガティブなことやマイナスなことは見つけやすいんです。
(もちろんその人の心の状態にもよりますが)
嫌なことばかり続く日も誰でもあると思いますが、その中でもひとつでも、良いことを見つけようって、するようになるんですね。
考え方を切り替えようとする習慣がつくんです。
これを、NLPでは、「リフレーミング」というのですが、
すこしでも良いことを探すために、目をつけるところを変えてみたり、良い側面を探してみたりを無意識にするようになります。
“今日は何書こう゛って日々の生活が楽しくなるんです。
わたしもそうだったのですが、ネガティブな性格の傾向にある方には特にお勧めです。
そしてもうひとつ
人にしてもらったことを記録できます
これも不思議で
人にしたことは覚えていても、してもらったことは忘れてしまうということも、人の心理としてあるんですね。
日常生活のなかで、人にしてもらっていることって、想像以上に多いものです。
記録すると、それが顕著に現れます。
いつ、誰に何をしてもらったのかの記録になるので、お返しもお礼もしやすくなる。
自分がしてあげたことを覚えていてくれて、改めてお礼を言われたら、嬉しいですよね。
ビジネスや日常の人間関係をより良いものにすることも、この感謝.ポジティブノートには出来るんですね。
他にも、“ポジティブな夢を書く゛のも良いですね。
「やりたい」と思ったこと、「いつかしたいな」と思ったことを書いていく。
楽しみや希望に溢れていきます。
それが叶うとか叶わないとかではないんです。
“したい゛を外に出す、書き留めるのが大切なんです。
ひとつだけ、“注意点゛
ネガティブなことは、ここには書かないこと
ネガティブなことも、出すのはカウンセリングとして良いことです。
でもネガティブな内容のものは、出来たら「捨てる紙」に書くと良いと思います。
ぶぁーーーーってぐあーーーーって
その時に書いて、保存しない。
感謝.ポジティブノートには、ネガティブなこたは書かないようにしてください。
何より、ポジティブなものは、見返したときにもポジティブになります。
ネガティブな気持ちになっていて、「感謝.ポジティブノートなんて、そんなのしたくない、気分じゃない」思うときもあると思います。
わたしも、“良くない日゛は、一行だけしか書けないこともあります。
それで、いいんです。
一日ひとつでも、ほんのすこしでも、はじめてみることで、きっと日常の生活がより良いものになるのではないかと思います。
是非みなさんも、始めてみてくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。