マーケティング未経験者が転職して感じたギャップ
こんにちは!株式会社コアテックでWebマーケティングを担当している三上です。
このnoteでは、「マーケターって、商品が売れるように何かする人だよね」と、ぼんやりしたイメージを持っていた担当者が、コアテックでWebマーケティングの担当になってから感じたギャップについて語っていきます!
マーケティングに興味を持ったきっかけ
私の前職は、占いサイトのWebディレクターでした。
主な仕事は、サイトのコンセプトを考えて、そのコンセプトに合った占い師を選定し、デザイナーやエンジニアと話し合って課金制サイトを作っていくことです。
ただ、新規サイトをリリースするまでのスパンが短く、リリース後にサイト分析ができない状況でした。
サイト分析ができないということはズバリ、次の企画に「成功」も「失敗」も活かせないのです!
たとえ売上が良かったサイトを制作しても、なぜユーザーに人気が出たのか分からないので、次のサイト制作でもとりあえず似たようなサイトを制作することになります。
反対に、制作したサイトの売上が悪かった場合、なぜユーザーに興味を持ってもらえないのか、なぜ課金に繋がらないのかといった原因が分からないままなので、次の企画でも同じ失敗を繰り返すことになります。
このような状況の下、占いサイトを手探りで制作していた私の中に
「サイトを作って終わりは嫌だ!」
「サイトの分析を行って良い点・悪い点を洗い出したい」
「分析の結果を元にサイトを改善していきたい……」
という気持ちが芽生え、マーケティングに興味を持つようになりました。
入社前のイメージと入社後に感じたギャップ
コアテックという会社に関しては、しっかり調べてから面接したので、会社に対してのギャップはありませんでしたが、マーケターという職業については、ギャップを感じるところがありました。
思ったよりコツコツ
マーケティングの仕事をして感じたギャップの1つ目は、結果が出るまで地道な努力が多いということです。
前職では、売上が悪い占いのメニュー名を変えてみて、売上が改善されればそのまま、売上が改善されなかったら再度変更するといったやり方でしか売上を改善する方法を知りませんでした。
しかしコアテックに入社してからしてから、ひと口にサイトを改善するといっても多様な手段があり、Webサイトの指標を図るツールを使ってサイトの改善点を見つけることや、長期的な効果測定を行う方法などについて知ることができました。
加えて、施策改善を実施したとしても、すぐには結果がでるものではないことも学びました。
コミュニケーションが活発
もう一つ感じたギャップは、コミュニケーションが活発に行われているということです。
前職では、自分の考えた企画が通ったら、機能の実装をエンジニアに依頼し、デザインをデザイナーに依頼して終わり、というように、一方向のコミュニケーションで対応してもらうことが多くありました。
しかし、今では施策の実装やデザインの依頼に加えて、エンジニアやデザイナーともサイト改善について意見を交わす場があったり、上司や先輩方にもすぐに相談できたりと、仕事を進める上でコミュニケーションが非常に増えました。
また、他チームにも施策について意見を聞くことができ、風通しが良い環境に救われています。
未経験入社の私が3年間で学んだこと
私がこの3年間で学んだことは、トライ&エラーが大事だということです。
入社当初は、具体的にどういうアクションを起こせばよいのか分かりませんでした。
しかし、目標に向けて試行錯誤を重ねることで知見が増え、自分にできる仕事の領域も徐々に増えていきました。
そのうち数値を読み解く力がつき、施策のアイデアを生み出せるようになっていきました。
また、その自信がついたからこそ、担当案件以外にもSNSマーケティングのプロジェクトを動かすことに挑戦できました。
同じ「試行錯誤」でも、そのときの状況や立場によって考えるべき提案内容は常に変化するものであり、都度自身のアップデートも重ねながら業務に取り組むことができるこの仕事は、決して飽きることのないベストな環境だと感じています。
今後挑戦したいこと
私が今目指していることは、「依頼の仕方の改善」と「データ分析力の向上」です!
「依頼の仕方の改善」については、マーケティングの領域ではコミュニケーション能力を問われる場面が多く、口頭はもちろん、文面で伝えなければいけないケースも存在します。
その際に、伝えなければいけない情報を網羅することや、受け取り手が誤った認識をしないように注意を払うことなどが求められます。
そのため、依頼をする際には、依頼の内容・期限・優先度などを適切に分かりやすく伝えることで、コミュニケーションコストを削減し、スムーズなディレクションができるワンランク上のマーケターを目指していきたいと考えています!
「データ分析力の向上」については、データ分析はマーケティング領域においてなくてはならないものであり、施策のPDCAを回す上で非常に重要なスキルです。
そのためには、各種ツールの理解を高めておく必要があり、私の身近にいる先輩はクライアントからの要望に対してツールを駆使して迅速に対応されていて、とても憧れています。
今は、データ分析についてはその先輩にサポートしていただいている身ですが、いつか先輩に頼らずに自分ひとりの力でやり遂げられるように成長していきたいです!
コアテックのマーケティングブログでは、WebマーケティングやSEO・データ分析などのノウハウや社内事例を今後も紹介していく予定です。ぜひフォローやスキをいただけると幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!