我が家のRV
まずは初めに我が家のRV(キャンピングカー)の諸元を説明しよう。後日、クラス分類については詳しくは述べたいと思うが、購入したRVはClass AのGas Motorhome。Class Aとは日本で言うところのバスコンバージョン(バスコン)、Gas M/Hとはガソリンエンジン車である。こちらではGas M/Hに対をなす言葉としてDiesel Pusherというものがあるが、こちらは読んで字のごとくディーゼルエンジン車だ。
ハナシを戻すと我が家のGas M/Hはエンジン前置きの後輪駆動車。FordのF53シャーシをベースとする米THOR社というRVビルターが製造・販売する2017年モデルのWindsport 29Mという車種になる。車体は長さ9.4m、幅2.5m、高さ3.7m、ホイールベース(前輪と後輪の間の長さ)は4.8mだ。サイズ感としては日本の中型バスくらいの大きさになるかな?
パワートレインはFordのTriton V10エンジンが主機となる。6.8Lの大排気量のエンジン、出力は320馬力(4000回転時)、トルクが624Nm(3000回転時)。これに6速(O/D)自動変速機が組み合わされる。最大積載量が8165kg、最大けん引量、3629kg。仕様からは非常にパワフルに感じられるし、日本の基準から言えば笑っちゃうくらい巨大なエンジンだね。でもだね、まあそのうちまた触れると思うが、これだけ強力なパワートレインでもやっぱりガソリンエンジンだし、そもそも車体が重いからね。上り坂とか全然、登りません。この辺はDiesel Pusherに軍配が上がる。ちなみにガソリンタンク容量は約300L、一回の給油で大変な額になります。
そのほかには発電機が積まれており、燃料はガソリンタンクと共有している。あとはビルトインのプロパンタンクが約79L、上水タンク、189L、グレイタンク・ブラックタンク(下水)がそれぞれ約151Lずつ搭載されている。
こんなところだろうか?おしまいに参考になるかどうかはわからないが、大きさ比較で我が家のChevy Traverseとの写真を掲載しておく。TraverseはFord Explorerと同じくこちらではmid-sizeのSUVである。日本車だとTOYOTA HighlanderとかNISSAN Pathfinderと同じ車格かな。