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ポケモンマスターになりたかった小さい頃の私へ。今は…

小さい頃、大人になったら何になりたかったっけ?

幼稚園の頃の夢は思い出せない。パン屋さん?お花屋さんとか?ポケモンが大好きだったから(今も)、ポケモンマスターを夢見ていたかもしれない。モンスターボールとピカチュウのぬいぐるみ持って寝ていたし。
きっとそうだ。


記憶として覚えているのは、小学3年生の時。
すでにポケモンマスターになれないことは悟っていた。

その頃は「科学者になりたい」と思っていた。


「乾電池と導線を繋いで明かりをつけよう!」という理科の授業があった。記憶が確かであれば「6通りの明かりの付け方がある」と先生は言う。黙々と乾電池と導線をジッと見つめながら、頭の中で「あぁでもない。こうでもない。」と試行錯誤したのを覚えている。

1つ目、2つ目、3つ目……正解っ!

4つ目、5つ目……正解っ!


んーーーーーー6つ目!できた!


1番乗りだった。
先生が「おっ!早いねーーーこれは科学者になれるかも!」

私「(はっ!私、科学者になる!!)」


単純っ!!!実に単純!!!

何をしたわけでもないけど、なりたい!と思った時は何かキラキラしたものがあった。今でも覚えているくらいだから、相当先生の一言が心に響いたんだろう。この時の理科の先生のおかげで理系の道を進んでこれた。ありがとうございます!


それから2年経った5年生。
私は獣医を目指していた。

何があったん。科学者どこいったん。


動物を飼いたい年頃、だったのかな。でも3年生の時とは違った。どんな仕事をするのか調べたり、生物の勉強がんばろう!と小さいながらに何かしようとしていた
しかし、その夢はすぐに儚く散っていく。


猫アレルギー発症。

猫を触った手で目を触ったら視界が消えるほど腫れた。笑った。それと同時に「獣医にはなれない」と悟って涙が出た。
今なら、「やりたい気持ちがあればできるよ」と思えるけど、あの頃の自分には夢をあっけなく粉砕するほどの衝撃のある事件だった。



それからの夢は「看護師」。
動機は「大好きな絵描きさんが看護の専門学校に通っていて、将来は看護師になると言っていたから。」

理由が3年生レベルに戻ったーー

動機は軽かったけど、夢を実現するための努力は具体的だったと思う。この夢は小学5年生から高校3年生の夏まで大事に大事に抱えて、真っ直ぐ、それだけしか見ずに走っていた。


そして今、食品会社で新商品の開発をしている。

「え?そこに行き着く??」と1番思ったのは私。人生何が起こるかわからないね、本当に。就活の時はスーパーも、香料会社も、エステ会社も、ウェディング関係も視野に入れていた。本当に訳がわからない。

その中から今の会社を選んで5年?6年?毎日楽しく仕事をしている(今日は残業で「noteを読み合う会」に遅刻になるのは悔やまれる)
自分の夢が自分に合っているのかはなってみないとわからないし、未来の自分がどうなっているのかもわからない(明日には何かのアレルギーを発症して開発できなくなっているかも)


ポケモンマスターを目指していた女の子が、大人になったら食品を開発しているんだから、この先も色んな変化が起こると思う。振り返ったら「なんでだよ!」ってツッこむようなことも、懐かしいって思うことも、悔しかったと思うことも全部まとめて自分の人生だから。1日1日楽しんで噛み締めていこう!



こちらの記事はゆうらさん・ぴたさん主催の「noteを読みあう会」のテーマに沿って書かれた記事です。


テーマ:子供の頃の夢はなんですか?また、今はどうなっていますか?

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