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世界マスターズinタンペレ 5000m3位

5000mは3位でした! 
滑り込みセーフという感じのレースでしたが、世界大会初メダルはとてもうれしい。

前日に確定したスタートリストを見ると、速い選手の何人かがDNS。
ぎり4番くらいでいけるかも、と思いましたが、ずっと練習がうまく積めていなくて自分がどれくらいで走れるかがわからない。
焦って前に出ることがないようじっくりいこうと考えていました。

スタート直後から飛び出したのは、アメリカのMichelle Rohl。

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800mで2位だった選手で、競歩で3回オリンピックに出場経験のあるツワモノです。持ちタイムは17'台で話になりません。
2位集団は、フィンランドの選手とスペインの選手。私はここにもつきませんでした。スペインの選手が速いことは知っていたので、無謀だと思ったのです。
4位集団は3人。ドイツの選手とイギリスの選手、そして私。全体6番目で1000mは4'05。まずまずの入りでした。

2000m8'17(4'12)。落ちているのは感じていたので、3人の前に出ようとしたら集団のペースが上がりました。無理せず5番目でレースを進めます。

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3000m12'23(4'06)。前の2人はこのペースを維持するのが厳しそうだったので、私が前に出ました。そこから落ち着いて次の2位集団を目指し、追いつきました。

4000m16'30(4'07)。ここでちょっときつくなってきて、2位集団から離されたんです。粘りどころだとは思いましたが、つけないものはつけない。

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ここが一番キツかったです。ああ~やっぱりまた4位かと諦めかけましたが、どちらかひとりでも落ちて来ないかなと思っているうちに、スペインの選手がラスト500mでカミソリスパート。一気にペースを上げました。
すごいな!と感心していると、フィンランドの選手が落ちてきてもう目の前。
これは行ける、と判断してラスト一周で私もスパート。もうめちゃくちゃきつくて、身体もボロボロ。体幹ぐらぐら。アゴが上がってメチャクチャなフォームでしたがとにかく粘って粘ってなんとか3位でゴール!
5000m20'30(4'00)でした。

タイムは大したことがなく全体のレベルも高くないのですが、3位なのでメダルがもらえます。やった~! 

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この5000mはエントリーも迷ったし、フィンランドに来る前は走ること自体も迷っていました。体調がイマイチななかで1500mに影響があったらどうするよ、と。

その一方で、7月に入ったらそろそろ体調が上向くのではないかという希望的観測もありました。5000mを走ると決めたのは、800mが終わったあとでした。

いろいろな判断の積み重ねで得たメダルだなあと思います。
そもそもこの大会に参加するのかしないのかというのも迷いました。

だけどコロナ禍だからこそ逆にいつもよりエントリーが少なくレベルが低くなる可能性があると思いました。だったら自分は絶対に出場しよう。
だからワクチンも打ちました。

たくさんの迷いがありましたが、とにかくスタートラインに立たないことにはメダルはとれません。
選手権は記録よりも順位。マスターズで順位を狙う大会はそれほど多くないので、しみじみと「来てよかった」「走ってよかった5000m」であります。

ちょっとラッキーな部分もあった今回の銅メダル。
次の1500mでは取れそうにありませんし、次回以降の大会でも今の走力ではおそらく難しい。
だけどいただいたメダルにふさわしい走りができるよう、精進します!

レースで使ったのは、アシックスのメタスピードLD。

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後ろの人、あんた誰やねんって😄


今回の大会は運営がわりとゆるくて、シューズチェックがなく、厚底で出走するひともいっぱいいました。
驚いたのは、ブルックスのハイペリオンテンポ人気。国も世代も違うなかで、3人くらいはいました(もっといたかも)。
ブルックスの人気はワールドワイドと感じたのでした。

次の1500mも頑張ります!

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