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この冬の3大改革

冬季トレーニングもたけなわです。
今季は、これまでとは少し取り組みを変えています。
と言っても感覚的にやっているだけなので、今日はそれを言葉でまとめてみます。

⚫︎ロードで記録を狙わない

これまで冬季に入るとせっせとロードレースでPBを目指していました。
じつはハーフはわりと得意なんじゃないかという気がしていて、ここ何年かまあまあ頑張って取り組んでいました。
それで1時間半切りも達成したわけです。
なんとなくの手応えですが、1時間28分台くらいまではいけるんじゃないか、とぼんやり考えておりました。

昨年の石岡つくばねハーフマラソン。私は5km(50歳台の部)で優勝しましたが、以降絶不調に

でも、それは負荷としてどうなのか。
冬季にロードで頑張った結果を、トラックに反映できたのか。
むしろ春からのトラックでの走りの足を引っ張ったのではないか。
このあたりは推測するしかないのですが、役に立ったとは言えない流れが続いています。
春から夏にかけての体調が毎年、すこぶるよくないのですが、私はずっと自分の冬季トレーニングに問題があるとは思っていませんでした。
全力で取り組んでいるつもりだったからです。

だけどハーフで記録を狙う場合、距離走をやることになります。
これまでMKの練習会や1人でよく20km走をやっていました。
それほど速いペースではないもののこの疲労が目に見えない状態で蓄積した結果、春に不調がくるのかも、と考えました。

この冬もハーフは3本、走りますが、記録を狙うのではなく距離走がわりというイメージです。実際の距離走(私は10km超えると距離走と呼びます)はやりません。
長い距離(もしくは長時間)を走るのはすべてジョグ。ペースは5’30/km〜6’/kmくらいにしています。

⚫︎2連休を取り入れる

最近、1日休んだくらいでは疲労が取れないように感じています。
というか2日休んでようやく「うわー元気になった〜!!」となる。
回復力が落ちてるんでしょうか。
もともと体力がないタイプでしたからね。

これまで休養日は、ほとんど週1回でした。
それ以上休みたくなかったんです。
一般的に周りをみても皆さんだいたいそんな感じ。

頻度が大事、距離が大事と言いますが、やっぱり私は休養が大事

でもそもそも週一で休むというのは、1週間が7日という世間のカレンダーに合わせているだけで、個人の体調に合わせたものではありません。
私の場合はもっと頻繁に休んだほうがいいんじゃないか、と思って5日に1回休むというパターンはどうだろう?と考えたりもしたのですが、いつだったか2連休したところ、めっちゃ元気になって、これええやん!と。
毎週2連休ではなく、「疲れてるな」と思うと、さくっと2連休にしています。

⚫︎食事量を増やす

食事について、問題があるとは思っていなかったんです。
好き嫌いはなくて、添加物の多いものはほとんど口にせず、野菜とタンパク質はしっかり摂れていると。
でも9月にふと思いついてアプリで食事を計算したところ、かなり問題がありました。カロリー的に足りていなかったのです。

野菜は鮮度が大事、とばかりにいつも直売所で購入しています

私はもともと胃腸が弱くて、食べすぎると体調が悪くなります。そもそもたくさん食べることが苦痛。しんどい。

なのだけど、実験的にしっかり食べてみることにしました。
意外と食べられました。
体重は1kgから2kg増えましたが、走りが重くなったとか、足が痛むとかは今のところ発生していません。

これで人並みの体力が手に入るかも!と期待したのですが、残念ながら「効果」らしきものは感じていません。
となると、太っただけ損かも、という気もします。
そうこうしている間に、12月にはだんだん食べ疲れてきました。

やっぱり無理があるのか?と思うものの、以前ほど「腹八分目」を心がけることはやめました。それよりも心持ち多く食べる。
今はその辺りに落ち着いています。

まとめ

これが冬季の3大改革です。
うまくいくかどうかはわかりませんが、こういう試行錯誤が楽しいですよね。

これをやったら速くなるという魔法は存在しないと思っています。
試行錯誤のなかで自分なりのやり方を見つけていくしかない。
だけど、「これだ!」というものはたぶん永遠にみつからない。
トライ&エラーのなかで、少しずつ精度の上げ方を学習していくしかないんですよね。
今日にやり方が明日の正解とは限らないなかで、少しずつ本質に近づいていけるといいなあと思います。

本質って「週休2日が正解」みたいな話じゃないんです。
あなたに必要なカロリーは1日1680カロリーです、みたいなわかりやすいことではない。

そういう楽しさを教えてくれるのが、私にとっての陸上競技です。





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