
ストックおすすめ!鶏がらスープの素
お元気ですか?poeです。
寒くなってきましたね〰️ブルブル
寒くなると、身体を丸めて猫背気味になったり、全身に妙な力が入っていたり、、、寒さに耐えるだけで、エネルギーを消費していますよね〰️
冬の養生は、【閉蔵】
いつものように、ざーっくり云うと
今までに貯めていた元気を、漏れないように、大切に身体の中にしまって、静かに静かに春を待ちましょう。
早く寝て、遅く起きる!
グータラにお墨付きを頂ける、のんびり過ごす季節です。
なので、夜更かし、暴飲暴食、激しい運動で大量の汗を流す、など発散してしまう行動はお勧めできません。
とはいえ、この教えは昔の生活様式のもの。
現代は、移動手段も家事全般も便利になって、先人よりも身体を動かす機会は減っています。寒くとも、適度に身体を動かして、じんわりと身体の内側から暖をとることも大事な養生ですね。
もうひとつの冬のキーワードは【腎】
東洋医学での【腎】は、腎臓だけではなく、膀胱、耳、骨、髪など、水の代謝や生命エネルギーの元を司る重要な働きを請け負っています。
そして、アンチエイジングのポイントは、【腎】をいたわること!
老化のスピードを決めるのは、【腎】の働き次第!
冬の過ごし方は、今後の生活を左右する大事なポイントになりますよ〰️
冬にお勧めの食養生
●暖かい汁物で身体を温めて、免疫力と潤いと元気をチャージ
●黒い食材を積極的にとって【腎】をサポート
鍋やスープものを作るときに、カギとなるのは出汁です!
一から出汁を採って、となると時間がなかったり、めんどくさかったり。
今は便利なだしパックや、鍋のもとなどがありますが、これを自分でストックしておくこともできますよ!
私のストックは、昆布と干しシイタケを水につけておく。これだけ。
冷蔵庫に入れておけば、一週間は大丈夫です。
そしてもう一つ、ちょっとスペシャルなストック出汁は、鶏ガラスープ。
スーパーで鶏ガラを見つけたら買ってきて、小分けにして冷凍しておきます。
「今日は時間もあるし、作っておこう!」と思い立った時に、鶏ガラで出汁を採ります。
万能!鶏がらスープストック
材料
・鶏がら(骨付き鶏肉でもオッケー) 一掴みほど
・生姜 (お好みで一かけ、二かけ)
・ネギの青い部分
この三つは必須
・その他お好みで、野菜の端や皮、キノコの軸、玉ねぎの皮など
こんなすみっこのモノたちも、とてもいい仕事をしてくれます。捨てずに取っておいて、最後まで働いてもらってください。
作り方
鶏ガラ、生姜、ネギの青い部分と、野菜の端っこなどお好みのモノに、材料がかぶるくらいの水を加えて、コトコトコトコトじーっくり煮出すだけ。灰汁が出たら丁寧にすくい、材料がクタクタになって、エキスが出たなーと思ったら完成!
写真のスープは、冬を意識して、黒豆となつめ、みかんの皮、昆布、干しシイタケ、えのきの軸をさらに加えて煮出しました。弱火で二時間弱。
こちらが二時間後
ザルで濾して、冷蔵庫でストックする場合は1週間以内。ジップパックで冷凍すると、1か月もつと思います。私はすぐに使い切ってしまうので、、、
この日は、さっそく胃腸にやさしい鶏肉スープに変身!
材料は、鶏肉、玉ねぎ、人参、ブロッコリー、出汁に使った黒豆
材料を炒めて、火が通ったら、鶏ガラスープを加え、塩で味付け。以上!
スープに色んな旨味が出ているので、お塩をちょっと入れるだけで、とっても美味しくなりますよ。
なぜ、鶏の骨が必須なのか
骨には必須アミノ酸やカルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルも豊富。また、コラーゲンやグルコサミンなど、肌や骨に嬉しい栄養素もたくさん含まれています。煮出すことによって、スープの中に溶け出し、それをまるごと頂けるので、手軽な栄養補助食品になります。
豚骨、牛骨でもよいのですが、鶏が、栄養面でも価格面でもおススメです。鶏は、【補氣】といって、元気の源を沢山持っています。また、消化も良いので、胃腸にも優しい。
病み上がりの方や、胃腸の弱い方は、鶏肉を選ぶようにするとよいですよ!
自作のスープストックは、好きにアレンジできることと無添加なところが最大の良さだと思います。入れるもので味や風味が変化するのも面白いところ。
和、洋、中華、わりといろんな料理に合います。スープやお味噌汁はもちろん、鍋のもと、麺のスープにも使えます。
味も、塩だけでなく、いろんな調味料と合わせてみてください。市販の鶏がらスープの素(顆粒タイプ)の代用品になります。
欧米では、骨で出汁を採ることを「ボーンブロス」といって、ダイエットや病後食として、そのまま飲んだりするそうですよ。
のんびりと自分好みのスープストックを作って、冬のおうち時間を楽しんでみてください。
お読みいただき、ありがとうございました。