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Audible 聴書or読書 : 世界の学術研究から読み解く職場に活かす心理学


読まない読書Audibleで聴いた作品を紹介します


ウェルビーイング、目標設定、自己肯定感、信頼、自律学習、レジリエンス、道徳的判断、集団パフォーマンス、心理的安全性……。個人のキャリアから組織のマネジメントまで、人の心や現実を正しく理解するために知っておきたいのが心理学の知見です。本書では、世界の学術研究、120以上の論文から見えてくるエビデンスに基づき、働き方にまつわる問題解決のヒントを探っていきます。

出版社HPより

はじめに
第1章 これからの働き方に求められる価値観
第2章 自律的なキャリアの実現に向けて
第3章 変化の時代に対応する
第4章 どのように判断や意思決定はなされるのか
第5章 難しい場面をどう乗り越えるか
第6章 協力して仕事を進める
第7章 人との関係性をうまく保つ
終 章 心理学を問題解決にもっと活用するには

目次


著者について

今城 志保(イマシロ シホ)
リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所 主幹研究員
1988年京都大学教育学部卒業、リクルート入社。採用関連のテスト事業部門の独立とともに、リクルートマネジメントソリューションズに転籍。96年ニューヨーク大学にて産業組織心理学で修士号、2012年東京大学大学院人文社会系研究科社会心理学博士課程後期満期退学。博士(社会心理学)。現在は面接評価などの個人のアセスメントのほか、経験学習、高齢者就労、職場の心理的安全性など、多岐にわたる研究に従事。主な著書に『採用面接評価の科学』(白桃書房)、『人を活かす心理学』『組織行動の心理学』(ともに共著、北大路書房)、『人材開発研究大全』(共著、東京大学出版会)などがある。

出版社HP


しっかりしたエビデンスが盛りだくさんで参考になりました。
それでも、聴いてて理解できるわかりやすさも魅力の作品でした。


聴いてよかったポイント
第6章「協力して仕事を進める」です。

・社会的手抜きが起きそうな場面では、その仕事の意義を強調したり、個人の貢献が見えるような工夫をすることが効果的である。
・異質役割集団のパフォーマンスを上げるためには、集団形成の段階でメンバーからのユニークな情報提供や、それを戦略や意思決定に反映するために集団が重視する価値や基準作りが効果的である。

第6章「協力して仕事を進める」



こういった知見が共有されている職場は羨ましいですね!



以前、同じ著者で『採用面接評価の科学』を読みました。
こちらもおもしろかったです。
以外とこの分野の研究って少ないので貴重ですね。


関連書籍
仕事や職場に関わる心理学は以下もおすすめです
山口裕幸 『組織と職場の社会心理学』
こちらはKindleで読みました


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