見出し画像

復興を機に開店された焼肉店(R7.2.14)

雪がまだ残る金曜日。
一週間の仕事を頑張れた褒美で職場のグループの人と珠洲市に新しく開店した焼肉店に行くことにした。
まだ開店して間もないみたいで、楽しみだ。

お店は一軒家を改装したもので、玄関や階段は住宅そのもの。
店内はシックな色調で落ち着いた雰囲気であり、ゆっくりと食事を楽しむことができそうだ。この感じは珠洲では新鮮だ。
まだ内装や機器が真新しい。既に、我々と同じような仕事帰りの姿のお客さんが2組入っており、店内は美味しそうな香りが漂う。

写真:店内

震災復興のために関東から入った解体業の会社が、珠洲市内に飲食店が少ないのを危惧して開業したお店です。

https://www.youtube.com/watch?v=FJxmfw45Wv8

復興を機に開店したことがチラシにも記載されている。
地元の方が元々あった飲食店を復活させているのは何度か見たことがあるが、今回のお店のように他地域から珠洲にやってきてくれて飲食店を出したのは珍しい気がする。それだけ珠洲が復興に向けて着々と進んでいるのだろう。

まだプレオープンの段階らしく、応対してくれたスタッフの方は一つ一つ確認しながらだったが、いずれも丁寧な接客で、居心地が良く満足した。

写真:チラシ

頼んだいくつかのホルモンは脂がのっており、独特の香りと旨味が合わさってとても美味しい!2種類あるタレのうち、一つはニンニクが効いておりパンチのある味に仕上がっている。
思わず一緒に頼んだご飯を口いっぱいに頬張ってしまい、ご飯が進む進む。
たちまちご飯は無くなってしまった。

そのあとも煙にまみれながら同僚とせっせとホルモンを注文し、お腹いっぱいに食べることができた。
雪が降りしきる珠洲で、熱々のホルモンが食べれて幸せだ。

写真:ホルモン

最近は雪も多かったし、通勤中も寒い思いをすることがある(雪で歩きにくいし)。このお店に来てしっかり暖まることができてよかった。

また、今回なによりも珠洲が地元の同僚が「美味しいですね!来てよかったー」と笑顔で言ってくれたことだった(先日まで体の調子が悪く、今回はその回復祝いも兼ねている)。
自分もそうだが、地元に新しいお店ができるとテンションが上がる。しかもこんなおしゃれなお店だとなおさらだ。
別テーブルにはその同僚の知り合いのグループもいて、帰る際に少し挨拶をさせてもらった。そのグループも笑顔で帰っていった。

今は新たにお店の選択肢が増えて、どのお店にするか迷うくらいになり、ずいぶんと街が活性化してきているのを感じる。
復興が目に見えて分かるようになっており、珠洲がもっと元気になってほしいなと思った。





いいなと思ったら応援しよう!