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【奥州三名湯】飯坂温泉 ほりえや旅館に宿泊!

まだまだ残暑が続きそうな今日この頃…
温泉マニアはぬる湯へ足を運んでいることでしょう。そういう私もその1人ですが😅

今回は秋・冬にオススメな温泉を先取りで紹介‼︎
「奥州三名湯」のひとつ飯坂温泉 ほりえや旅館をご紹介します‼︎

奥州三名湯:飯坂温泉とは?

そもそも奥州三名湯とは…
今回紹介する飯坂温泉と、宮城の鳴子と秋保を含めた名湯を指しています。いつ頃から言われ始めたのかは不明ですが、東北ではこの三つの温泉の知名度は高いです!

因みに筆者は埼玉県生まれ。

関東は、北関東と神奈川県の温泉が有名♨️
群馬県(草津や万座、四万、伊香保、水上など…)
栃木県(鬼怒川や奥日光、喜連川、那須塩原など)
神奈川県(箱根や湯河原、七沢など…)

そのため、「飯坂温泉」は東北の温泉巡りを始めた頃に初めて知りました😅

さて、本題に移りましょう♪

①開湯の歴史と現在

飯坂温泉の開湯は古く、紀元前3000年の縄文時代にまで遡ります。古くから地域の人々が温泉を利用していたことが分かっています🤔

古墳時代の2世紀には、日本書紀で登場する英雄ヤマトタケルが東征の際に浸かった所、病がたちまち治ったと伝わる温泉としても知られています。

また江戸時代中期には街道の整備により松尾芭蕉が、その他に正岡子規や与謝野晶子などの著名人なども入浴されています😌

高度経済成長の最盛期には120軒の旅館と、
年間170万人の観光客で賑わいました。
しかし現在は往時の面影は薄れてきており、廃業したお宿が目立ちます。

観光客の減少に歯止めがかからず、平成15年には60軒まで減少しているほか、設備の老朽化により財政の逼迫が深刻な状況です。

しかし町全体で「温泉むすめ」を応援しており、至る所に「飯坂 真尋」の看板やグッズを見ることが出来ます☺️

温泉街の自販機
共同浴場の看板

色んな温泉地に赴いて、「温泉むすめ」グッズを集めていますが、ここまで町おこしのようにチカラを入れているのは、ここくらいでしょうか🤔

また飯坂温泉名物、ケンカ祭り発祥の八幡神社。
ここの御朱印にも真尋ちゃんが‼︎☺️

八幡神社 初穂料300円

②温泉の特徴と効能

飯坂温泉は弱アルカリ性単純泉です☺️
一方で奥飯坂にある穴原温泉は硫酸塩泉♨️

今回は飯坂の紹介なので、アルカリ性単純泉‼︎
飯坂の特徴は、何と言っても源泉の熱さ🥵
共同浴場は43〜50℃前後の温泉がとうとうとオーバーフローしています😅

基本的に共同浴場は地元の方々が使っているので、うめる際はひと声かける必要があります。

熱い温泉が苦手な方は、駅前にある共同浴場
「波来湯」がオススメです‼︎
こちらは、湯温が43℃からと比較的入りやすい温度で管理されています☺️

共同浴場:波来湯

pH8台のアルカリ性単純泉のため、
入浴後はさっぱりとして、お肌しっとり☺️

飯坂温泉:伊勢屋の温泉分析表

③温泉街の雰囲気

飯坂温泉は、福島市の中心地から車で30分圏内にあるため、奥座敷として発展しました。

温泉だけでなく町として機能しているため、温泉宿だけでなく、飲食店や雑貨屋も多くあり、共同浴場も9つあることから、活気があります😊

何か買い忘れても、コンビニもあるので安心☺️

飯坂温泉 ほりえや旅館とは?

ほりえや旅館の外観

①お宿の概要

ほりえや旅館は、明治15年創業の老舗旅館で、
昔の面影を残す木造三階建て☺️

全7室しかない、小さなお宿です。
そのため、とても静かでゆっくりと過ごせます。

大女将が作る朝食・夕食は、お袋の味そのもの‼︎
産地食材が織りなす料理はどれも美味しいです♪
豪華さはありませんが、お腹一杯になります!

また、このお宿のご主人は飯坂では有名な方。
と言うのも、この温泉むすめの立役者なのです‼︎
ほりえや旅館限定の飯坂 真尋のグッズがあったり
飯坂 真尋ちゃん部屋(宿泊可)なんかもあったり…

宿泊可能! 飯坂 真尋ちゃん部屋

②お宿と鯖湖湯のお風呂

共同浴場「鯖湖湯」の隣りに位置しており、
源泉も同じものを使用しています♨️

しかし、お湯は一緒でもお風呂の雰囲気が違うと入っている感じも変わるものです☺️
宿泊者特典として、鯖湖湯の入浴割引券もあるので、是非隣りのお風呂にも入ってみて欲しい😌

さて、お宿の湯温は41℃程、入りやすく調整されています‼︎ また無色透明・無味無臭です!
もちろん、源泉100%かけ流し❤️

お風呂は2つあり、どちらも貸切利用のため
ゆったりと浸かることが出来ます☺️

ほりえや旅館 中風呂(貸切利用)
ほりえや旅館 小風呂(貸切利用)


因みに鯖湖湯は46℃程、建物の大きさに比べて、浴槽は小さいです。その分、お湯の入れ替えが早く、新鮮なお湯に浸かることが出来ますので、マニアには堪りません😍

鯖湖湯:男湯
りんご風呂

浴槽はとてもシンプル‼️
訪れた際はりんご風呂になっていました😘

こちらも同様に無色透明・無味無臭のアル単♨️

しかし、お宿とは違って、良い雰囲気😆
冬にお邪魔したため、早朝と夜は場内の湯けむりがもくもくと高く昇っていました!

カランなどはなく、浴槽のお湯をすくって、身体を洗ったり、掛け湯して入るスタイル!
うん!これこそ共同浴場よ👍

私もここに来るまでは、熱いお湯が苦手でしたが
47℃程ならば掛け湯して1分くらい浸かれるようになりました🤭

ここのお陰で、後に行く鳴子や草津、野沢などの熱々な温泉にも入れるようになりました😘
ありがとうございました🙇‍♂️

③お部屋とお食事について

今回案内されたお部屋は2階の温泉街が見渡せるところでした!トイレは共同ですが、お部屋には炬燵があって、のんびりと寛げました☺️

和室12畳のお部屋

お食事はお部屋食となります☺️

お刺身
しゃぶしゃぶ
夕食の一部
朝食の一例:飯坂名物のラジウム玉子あり!

写真は一部ですので、この他に茶碗蒸しやお吸い物、ご飯、デザート(桃と苺のヨーグルト)などがありました。

季節により、メニューの変更などがありますので
気になる方は事前にお宿へ確認して下さい🙇‍♂️

最後に

今回は、飯坂温泉と「ほりえや旅館」をご紹介しました!歴史ある温泉地で心も身体も癒されませんか?😚

何より今回のお宿は1泊1万円台で宿泊出来ます。

次回は同じ奥州三名湯のひとつをご紹介!
ここまで閲覧ありがとうございました♪
引き続き宜しくお願いします!

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