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手ざわりから伝わるリアリティ

最近、とても本に興味がある。
私は今、ライティングの勉強中だ。その中で言葉の深み、使い方がとても気になってきたとも言える。

難しい言葉を一つも使っていないのに、心を掴まれるのはどうしてだろうと思う時がある。その人たちの共通点は、本をたくさん読んでいるということだ。

10年以上ぶりに図書館に足を運んだ。
とても懐かしいにおい。小学生の頃を思い出す。
そして知識の宝庫。そこにいるだけで知恵を授かってる気にもなる。
私は一人ニヤニヤしていた。

そして本からつながる縁も感じる。自分以外の誰かもこの本を借りて何かを感じていたと思うと、本のバトンのように感じてきた。
今度は、ワクワクしていた。

いくつになっても、こういうところで感動できる心でよかったと思う。

最近は電子書籍も増えてきている。私はまだ利用したことはないので偏った意見になるが、断然、本(紙)派だ。読むという行為には変わらないが、無機質さが自分に合わない。

データ化になる点で同じようにレンタル屋も最近どうなんだろうと思った。近くのレンタル屋さんが来月で他店と統合される。配信で手軽に見れるようになってしまってるからかなぁと思いつつも、ずっとお世話になった場所なので少し寂しくもなっている。

どんなに電子書籍の需要が増えてきても、本屋や図書館はなくならないでほしい。お目当て以外の本に触れたり、思わぬ出会いがなくなってしまう。

そしてそれ以上に紙の手ざわりりやにおい、五感を使って読みたいというところが強い。そこから感じるリアリティを大切にしたいのだ。読書初心者なりにそう思う。

年末年始は自分なりによく読んだ。今年はどんな本と出会えるかな。