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三鷹鴨志田農園さんでコンポストボックス作り

先日、三鷹にある鴨志田農園さんに行ってまいりました。

こちらの6代目農園長鴨志田純さんは野菜作りのほか、コンポストアドバイザーとして多方面でコンポスト作りに関するお仕事もされています。

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ご縁があって、うちのシェアハウスで鴨志田農園さんの”サーキュラーエコノミー型CSA”に参加させてもらうことになりました。
まなさんありがとう…!!)

鴨志田農園さんでは野菜を販売→消費者が購入、だけの一方的な関係ではなく、
地域で野菜を販売→消費者が購入し家庭で調理、出た生ごみを各家庭で堆肥化→その堆肥を農園で使用し野菜を育てる、という循環型の地域経済を実験的に実施しようとされています。

鴨志田農園さんの説明が以下になります。

みなさん、はじめまして。鴨志田農園の鴨志田純です。
当園は、「どういう野菜をつくるか=どういう社会をつくるか」という理念を掲げて営農を行っています。
冒頭で、「サーキュラーエコノミー型CSA~自立分散型コンポストシステム構築に向けた小規模実証実験について~」というタイトルをつけたため、頭の中に「?」が点灯された方が多数いらっしゃったかと思います。分かりにくくてすいません。完結に申しますと、年間契約で当園の野菜を購入していただいた方限定で、契約者のみなさんの家庭から出てくる生ごみを堆肥化して、その肥料で美味しい野菜をつくり、各家庭の食卓に戻す循環を生み出す取り組みを今年の3月から行います。この取り組みをはじめると、防災機能の役目を果たす等々色々な効用があるのですが、まず当園にて小規模実証実験を1年間行うことに致しました。この取り組みがはじまることで、地域の「地産地消地循地益」の4つの「地」を生み出して行きます。ぜひ興味をもっていただいた方に、説明会に参加していただければと思います。一緒に、社会をワクワクにしていく「仲間」に、広く参加して頂ければと思います。


農の先を行っているというか、めちゃくちゃワクワクする取り組みですよね…!

この輪に参加させてもらうことで今後どんなことができるのか、今から色々なことがとても楽しみです。



この日鴨志田農園さんに伺ったのは、自宅に設置するためのコンポストのボックスを作るためでした。

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このボックスを各自で加工していくのが今回のミッション。

ゴリゴリ工作していきます。


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まずは上部を切り取って穴を開けます。


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のりをつけて


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太陽光は通すけど紫外線はカットする資材を貼り付けます。


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蓋の固定をしたり空気穴を開けて…


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排水溝をつけて


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こんな感じで完成!

(だいぶ端折って書きましたが、だいたい1時間くらいかかりました)


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鴨志田さんが地域の大学生と作った床材を入れて完成しました。

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この床材は葉・米ぬか・もみがら・壁土を高温発酵させていて、2〜3ヶ月ぶんの生ごみがこのボックスで処理できるそうです。

このボックスを自宅に持って帰って生ごみを入れていきます。


堆肥の質でできる野菜の質も大きく変わるそうで、腐った食品を入れると野菜の味も悪くなってしまうそうです。
これは知らなかったので衝撃的でした。

あとは床材に繊維質のものを入れるとできる作物も繊維質になるとか。
そう考えるとただただ生ごみを入れるだけではない、地域の野菜を作る責任の一旦も担うことになるんだなと気が引き締まります。

これからの堆肥作りが楽しみです。


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この日はあいにくの土砂降り。

あまりに雨がすごいので畑を見ることはできませんでした…!
また次の機会に!!

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