【感情を揺さぶる・サイコスリラー】映画:「怪物の木こり」
夏は怖い話♪
私が怖い映画を観る時、お気に入りの環境というのがある。
まず部屋を冷房でガンガン冷やし、部屋を暗くする。そして、イヤフォンつけて映画に全集中。コンビニスイーツを食べながら映画を鑑賞するというもの。
『怪物の木こり』(かいぶつのきこり)は、原作:倉井眉介のスリラー小説。2018年の第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し2023年12月1日に映画化された作品。
主演が亀梨くんということで、期待していた作品なのだ。
亀梨くんの演技は年々、研ぎ澄まされていってるので、すっかりファンになってしまった。
映画の出だしから釘付け。風景のキレイさと、編集の上手さ。
部屋のシーンでは、バランスよく装飾品が配置され、アーティスティックなセンスを感じ、監督はだれだろう?と調べてみたら、
三池崇史監督ではないですか!
風景の映像はキレイなのに、不気味という。この心理的恐怖を与える撮り方、さすが三池監督です!途中で旦那が帰宅した音で飛び上がってしまいました。
ストーリーは、木こりの仮面を被って斧で頭を割り脳を盗むという猟奇的殺人事件。亀梨くん演じる二宮も、殺人犯の木こりに狙われてしまう。子供の脳内にチップを埋め込んでサイコパスを作り上げる者に対して、サイコパス狩りをする。という奇想天外なストーリー。
最後は感動で終わるのかと、思ったらまた悲劇が起き、最終的には感動で終わるという、感情が揺さぶられる展開で締めくくられる。
なんとも突拍子もないお話だけれど、本の中のお話だと思って、その世界にどっぷり浸っていたら、だいぶ面白くて、楽しめました。
面白いレベル(3.5)
★★★☆☆
監督:三池崇史
キャスト:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、みのすけ