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〔9〕『今年はあえて頑張らない』という選択―1年を楽に乗り切る思考法
新年の目標を立てる人は多いですが、
その目標を達成した経験は意外と少ないものです。
なぜなら、
多くの人は「頑張る」ことに
重きを置きすぎているからです。
もちろん、
夢や目標を持ち、
エネルギッシュに突き進む人が
頑張ること自体は
素晴らしいことだと思います!
しかし、
そもそも全員が
無理をしてまで
頑張る必要があるのでしょうか?
年始から無理を重ねて疲弊するよりも、
あえて「頑張らない」ことを
意識してみてはどうでしょうか?
その選択が、
1年を楽に乗り切る鍵になるかもしれません。
第1章:なぜ「頑張らない」ことが大切なのか?
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1. 頑張りすぎの弊害
頑張りすぎると、
心身にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
疲労が蓄積する:
無理を続けると、
体力や気力が削られ、
結果的にパフォーマンスが低下します。
特に長期間のストレスは、
心身の健康に悪影響を与えることが
科学的にも証明されています。燃え尽き症候群のリスク:
頑張りすぎた人が陥りやすいのが、
何事にもやる気が出なくなる
燃え尽き症候群です…
2. 「頑張ること」が評価されすぎる社会の問題点
現代社会では、
「頑張ること」が美徳とされています…
しかし、
無理を続けることで
以下のような負のスパイラルに
陥ることがあります→
生産性の低下:
頑張ることが目的化し、
効率を重視しない働き方が蔓延する。精神的なプレッシャー:
周囲の期待に応えようとするあまり、
自分を追い詰めてしまう…
3. 「頑張らない」ことで得られる余裕
「頑張らない」と決めることで、
次のようなメリットがあります。
新しい視点やアイデアが生まれる:
余裕があると、視野が広がり、
新しい発想が生まれやすくなります。ストレスが減る:
無理をしないことで、
自然体でいられる時間が増えます。
第2章:「必要以上に頑張らない」思考法3選
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1. 優先順位を見直す
全てを完璧にこなす必要はありません。
重要なことに集中するためには、
次のステップを試してみてください→
タスクをリスト化する:
自分の仕事や日常のタスクを全て書き出し、
優先度をつけましょう。「重要でないタスク」を減らす:
重要度が低いタスクを削除することで、
心の余裕が生まれます。
2. 結果よりもプロセスを重視する
結果にこだわると、
プレッシャーが増えてしまいます。
まずは「やってみる」
ことを大切にしましょう。
試行錯誤を楽しむ:
失敗を恐れず、
学びのプロセスとして行動する。フィードバックを活かす:
結果だけでなく、
プロセスの中で得られた学びを重視する。
3. 「できない自分」を許す!!!!
人間は完璧ではありません。
次のような心構えを持つことで、
自分を追い詰めずに済みます。
失敗を受け入れる:
失敗は次に活かせば良いと考え、
過度に落ち込まない。自己肯定感を高める:
自分の小さな成功や努力を認めることで、
前向きな気持ちを維持しましょう!
第3章:1年を「もっと楽に過ごす」ための具体策
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1. 「やらないことリスト」を作る
「やるべきこと」を明確にするのと同時に、
「やらないこと」を決めることが重要です。
リストの作り方:
自分のタスクをすべて書き出す。
優先度の低いものをピックアップし、
「やらない」と決める。なぜやらないのか理由を明確にする。
具体例:
SNSを見ない時間を作る。
無駄な会議を避ける。
完璧を目指さない。
2. 休む時間を計画に入れる
戦略的に休息を取ることで、
持続可能な働き方を実現します。
具体的な休息の取り方:
毎日5分の「意識的な休憩」をスケジュールに入れる。
毎週「休息日」を設ける。
長期的なリフレッシュ(旅行や趣味)を
年に1回計画する。
効果:定期的な休息がストレス軽減と
パフォーマンス向上につながる。
3. 周囲の助けを借りる
一人で抱え込まず、
周囲の助けを借りることで
負担を軽減できます。
頼り方のポイント:
自分の不得意な部分を明確にする。
信頼できる人に具体的なタスクを依頼する。
感謝の気持ちを伝える。
実例:
同僚に資料作成をお願いする。
家族に家事を頼む。
4. 「70%で良い」と割り切る!!!!!
完璧主義を手放し、
程よい成果を目指しましょう。
具体的な実践法:
完璧を求めすぎず、まずは結果を出す。
フィードバックをもとに改善を加える。
実例:
プレゼン資料を作る際、
最初から完璧を目指すのではなく、
「70%で提出し、上司の意見を聞く」等…
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会社が立ち上がるのはCEOの力ですが、
その後、会社が伸びるかどうかはCOO次第です!
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職場の平和のために〜犠牲になるのがCOO /ナンバー2の役目です笑
一緒に敏腕COOへの道を歩んでいきましょう!
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《現役COO:森 良太の
「これ余談なんですけど…」》
私も昔は典型的な頑張り過ぎタイプでした。
良くいえば真面目、
でもある意味では
「頭が硬い」人間だったと思います。
・会社で決められたことをやらない奴=ズルい
・普段はサボってるくせに
上司の前だけでアピールして出世する奴=卑怯
そんなふうに思い込んでいたんです。
正直、
いまでもその節は少し残ってますが笑
でも、ある時気づきました。
頑張り過ぎると、
どこかで必ず息切れしてしまうと。
全力を出し続けることは、
短期間なら可能ですが、
長期的には持続できません。
そんな時、
私が慕っていた上司からこう言われました。
「森ちゃーん!
ずっとアクセル全開で走り続けるなんて無理よ。
結局、
休めるやつが最後まで走りきれるんだから!
肩の力抜きな!!」
当時は
「まあ、言ってることはわかるけど…でもなあ」って感じでした笑
私は
「休むこと=怠けること」
と考えていましたが、
それが間違いだったと今なら断言できます。
最近の私は、
ちゃんとサボりながら仕事してます笑
全力を出すべき場面と、
体力を温存すべき場面を
意識的に分けるようにしたんです。
その結果、
仕事の効率がぐんと上がり、
疲れ果てることもなくなりました。
何より、
結果が安定して出るようになったんです。
結局、頑張り過ぎない方が、
結果的に頑張り続けられるんですよね。
これは単なる仕事術ではなく、
長く働き続けるための重要なスタンスだと思います。
頑張り過ぎていいことはありません笑
特に中間管理職の皆さんには、
これを声を大にして伝えたいです!!
自分を守りながら悠々自適に生きるコツは、
『頑張り過ぎず、適度に力を抜くこと』
これが、
仕事でも人生でも長く活躍する秘訣なのでは?
という余談でした〜
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