経験したことのない問題に直面した人が取る行動パターンとは?
今回のテーマは、「経験したことのない問題に直面した人が取る行動パターンとは?」です。
私の主催する 問題解決養成塾であるSV研究会のオープニングワークショップで、3分間テストをしました。
寺下:「では、最初のオープニングワークは、3分間テストです!」
参加者:「?」
寺下:「では、こちらが問題です。では、始めてください!」
皆さんも3分間でお答えください。
問題:9/6(火)AM7:20東京駅発、新大阪駅行きのぞみ205号の東海道新幹線の中で、新大阪駅(AM9:53着予定)に到着する迄に売れたホットコーヒーの売上額を答えなさい。
まず、次に読み進めずに、ちゃんと3分間計って、答えを考えてみてください。
いろんな回答が出ましたが、実に面白い。
この問題の解答から、その人の現場の動きや仕事の仕方が手に取るように見えてきます。
5つのタイプがあるのでご紹介しましょう。
◎タイプその1.金額を解答しない
売上額を答えなさいと言われているのに、白紙で出してしまう、そんなあなたは、問いに答えられない人で、 上司から一番嫌われるタイプです。
◎タイプその2.金額の解答はしたけど、理論的説明はない(説明を省略したり、ざっくりした計算式)
解答欄に3万円と解答し、理由も、3万円としか記入されていない。つまり、結論は3万円で、理由は、3万円だからですと 平気で言ってしまうあなたは、上長から「君の言っている意味が全く分からない」とか言われたり、上長から細かい所を つっこまれて、自滅するタイプです。
◎タイプその3.金額の解答はしたけど、「約」という言葉で答える人
計算すると丁度4万円なのに、解答欄に「約」4万円とつい書いてしまう、そんなあなたは、細かい仕事になると粗が出てしまったり、上長に説明する際に詳細を誤魔化すタイプです。
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