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アルバイト主軸で運営するポイント

慢性的な人手不足で社員雇用も困難になっている業種も増えています。
そうした中、アルバイトスタッフ主軸で運営するポイントは
とても重要になってくるといえます。

おはようございます!
飲食店のコンサル・運営アドバイザーの小島です。

アルバイトスタッフの求人すら難しいと
社員雇用はもっと難しくなっています。

働き方の考え方の変化で
終身雇用はずいぶん前に昔のモノになり、
今は、正社員になることを選ばない人も増えてきました。

働き方も人それぞれ、多様性が認められるようになってきたことも
影響を与えていると思います。

そうした時、少子高齢化もあり、
昔と違い日本は成長しない国と認識されて
「稼げない国」とされ海外からの労働力も
あまり期待でない状態でもあります。

そう考えると棚から牡丹餅の社員雇用に
望みをかけるのではなく
アルバイトスタッフが主軸となる業態づくりも
考えていく必要があるといえます。

もちろん業態によりです。

アルバイトスタッフが主軸となるには
何が必要でしょうか?

小島はこう考えております。

イレギュラーをどれだけ無くせるか。

アルバイトスタッフが一番苦手なものは
技術の難しさではなく、
労働時間が短いことによる、
経験不足による
臨機応変な対応です。

これはどんなにスキルがあっても
どんなに頭の回転がよくても
経験が少なければ困難なことが多いといえます。

調理技術は難しいことでも繰り返して集中して行えば
ある程度はできるようになります。

餃子を握るにしても繰り返せば出来るようになります。

ハンバーグの空気を抜くのも1週間集中して行えばできるようになります。

しかし、イレギュラーなことだけは
練習しても経験が少ないと対応が困難になります。

なのでイレギュラーが出来る限り起きないような
業務を増やしていくことが重要といえます。

仕込みも誰でもどれだけ仕込むかと明確にするために
仕込み基準表を作成する。

発注もどれだけ発注するか、いつするかを明確にする。

注文対応も
例えばラーメンが5つ同時オーダーされたら
どういう順番で調理するかを明確にする。

業務が複雑なら細分化して明確にしていく。

イレギュラーが起きにくいようなオペレーションを組み立てる。

万一イレギュラーが起きても大丈夫なように
コンテンジェンシープランと言われる
災害や事故など想定外の事態が起きた時のために、
事前に対応策や行動手順を定めておくことが重要です。

アルバイトスタッフが思いっきり
自分のパフォーマンスを発揮できるように環境整備してはいかがでしょうか。

そして、アルバイトが混乱しないような流れをつくることも
アルバイト主軸で行うには必要不可欠といえます。

お客様の入店からの流れとして

来店→席案内→注文受付→提供→会計→片付け→来店

という大きな流れがありますが
ここにピーク時に電話応対が入ってくると
イレギュラーが起きてしまいます。

なのでピーク時は予約受付はオンライン予約のみにするなど
仕組みでイレギュラーを減らしていくことも検討されると良いと思います。

アルバイトスタッフに出来ないことは基本ありません。

出来ないと思い込んで、
やらせていないことがほとんどです。

やらせていなければ出来るようには一生なりません。

アルバイトスタッフがドンドン業務をできるように
臆せずにドンドンさせてみて経験をさせる。

そしてイレギュラーは出来る限り仕組みで発生率を下げる。

そうして安心して勤務できる環境をつくり
たまに起きるイレギュラーで経験を積み、
イレギュラーはコンテンジェンシープランで
対応していく。

こうしたことを積み重ねることで
アルバイトスタッフが主軸となり
店舗運営ができていきます。

今日はアルバイトスタッフが主軸になるために
イレギュラーが起きるタイミングを見つけ
どうしたら減らすことができるかを考えてみてくださいね。

スタッフが安心して働ける環境整備を目指し、
一日一改善で顔晴りましょう(^^

https://migiudesp.com/365/hanjyoushikou/15985/
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