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「根性論」よ無くなれ!

いつもご覧いただきありがとうございます。

トイロです。

今日は、「皆勤賞」について触れたいなと思います。

最後までご覧ください!


「毎日何かする」そこに意味を持たせると。

毎日何かを続けている人を見てみなさんはどう思いますか?

私は、そういうチャレンジをしている人を見てうらやましく思います。

そこまでする根性はないからです。

教師時代に、「毎日チャレンジ~日継続!」とクラスで取り組まれている方を見てすごいなといつも思っていました。

体育会系で、熱のあるクラス運営が成されていました。

ある日、そのクラスの生徒が毎日チャレンジを達成するために、それをできていない生徒を、何人かでものすごく責め立てていました。

「お前のせいで連続記録が途絶えるやろ!」

「先生に学活で絶対怒られるやん。」

「また帰りおそなるで。」

私はこの光景が違和感でしかありませんでした。

本当に心から連続記録を達成したいのか、この生徒たちは?となりました。


皆勤賞でもめる大人。

「1年間、毎日休まず登校できたもの前へ。」

年度末の修了式で行われる表彰。「皆勤賞」。

これをなくすべきか、継続すべきかを職員会議でもめにもめた経験があります。

「頑張っている生徒は表彰されるべき。」

「毎日登校できない生徒もいるのに配慮がない。」

「皆勤を称えないと、休むことが当たり前になる。」

「休むべき時に休むことを教えるのも教育。」

など、何時間も賛成派と反対派のやり取りを聞いていると、誰がどっち派なのかがわからなくなってくるほどでした。


目的がはっきりして、効果があるならそれでいい。

正直これに尽きます。

何のために皆勤賞を設けて、どんな効果があるのかを説明できるのであればいいと思います。

ただ、休ないことがいいことなんだとならないように。

そうなると、休まないことが目的になって、無理をしてでも登校する生徒を生み出します。

毎日行きたくても行けない生徒達が肩身の狭い思いをします。

そんなことがないようにして欲しい。

何のために休まず登校するのかです。


私の結論は、最終日に振り返った時、「一日も休んでなかったんだ!」これだけで良いと思います。

形だけの継続と根性論はもうこれからの社会に要らないです。


普通とみんな

生きづらさを抱えているいる人たちはこれに苦しみます。

皆勤賞の概念も「社会に出たら普通は…」「社会人ならみんな…」が根底にあるように感じます。

普通とみんなを引き合いに出しているうちは、いつまでも生きづらさを抱える人たちが、生きづらいままです。

目の前に居る子ども達が大人になるころには無くなっていたらいいな。という思いで、子どもたちとは接しています。

この未来を生きる存在達と、「自分は自分なんだ」と抵抗なく思える社会を築いていきたいです。

それが今の教育者としての私の思いです。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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