御書印と御朱印と その2
どちらに重点を置いて旅を続けるかというのは私にとって重要ではないけど、この駄文を読んでくれる人にとっては、この先読むかどうか決めるのに重要な要素の一つではあるのだろうと思う。
では、私にとってどちらが重要かというと、これまた微妙なことなのである。
本好きの私にとって御書印は重要ではあるが、もちろん御書印よりも本が好きな方が比率は圧倒的に高く、本屋に御書印をもらいに行くというよりも、本屋に本を買いに行く事というのが重要なのは言うまでもありません。
そして、本屋に本を買いに行くことよりも重要なのは、その本を読む事が何よりも重要なことであるのは間違いない。
つまり、御書印を貰うお金があれば、その分、本を余分に買いたいという気持ちが大きいことは間違いの無い事実である。
つまりはこういうこと
読書>本屋>御書印
でも、本屋が全国から消えつつある今、その本屋を地元だけでなく他の地区の本屋も巻き込んで本屋を盛り上げようというのであれば、本屋がなくなってほしくない私も協力できるのではないかという気持ちと、自分が勤めていた本屋が閉店してしまい、本屋が無くなった悲しい気持ちを昇華するために、この御書印というものを集めてみようじゃないか、と考えたわけです。
では、御朱印についてはどうかというと、これまた私にとっては二の次の部類に入る。
寺社仏閣で私が興味を持っているのは、鬼瓦や龍などの架空の造形物で、次に興味を持っているのは狛犬達、古くからの寺社仏閣に伝わる言い伝えや昔話だからです。
そういうものに興味があるから、寺社仏閣に行くのであって、そのついでで、御朱印を貰おうという、なんとも罰当たりな御朱印集めの旅なのである。
更にいえば、寺社仏閣の大きなところになればなるほど、境内の中に賽銭を入れる場所がたくさんあり、それに加えて御朱印というと、どれだけ儲けるつもりなんだお前と、寺社仏閣に対して否定的な心が湧き上がってくるというのが私の性格なのである。
つまりはこういうこと
鬼瓦>狛犬>寺社仏閣>御朱印
でも、鬼瓦や狛犬、古くからのあれこれを保管保存してくれている寺社仏閣を少しは応援するというのも、信心はないんだけど、その宗派の信者になるつもりもないんだけど、ほんの少しだけ応援するという意味で、御朱印を頂いていこうと思ったわけです。
ということで、せっかくいろんな場所に行くのだから、美味しいもの食べたいなぁということで、食べ歩きもしていこうと思っています。
つまりはこういうこと
読書>食べ歩き>鬼瓦>本屋巡り>寺社仏閣巡り>御書印>御朱印
ですから、まずは御書印張を手に入れるために本屋へ行こうと思ったのですが、ついでに御朱印を頂きに行くなら、御朱印帳もいることになります。
で、御朱印の方が、寺社仏閣の方が圧倒的に本屋よりも多いのだから、やっぱり先に御朱印帳かなぁ。
ある意味本家本元が御朱印帳なんだから、そこからスタートでいいんだろうという事で、明日にでも御朱印帳を頂きに行ってこようと考えている今日この頃な訳です。
さて、いよいよ明日は、御朱印帳を頂きに行ってくるぞ。