
花火大会の日
遠く雨影 駆ける人々
閉じ込められて ここで二人
a
小さい頃から歩いた道
幼いことを感じた道
西日を浴びて漂うこの部屋
差し込む日差し
甘い香りに誘われるように
いつものように
無邪気に戯れいつまでもだらだら
流す感じがいつもの僕ら
もういいでしょ
夏が終われば
秘密も何も
なくなるから
b
茅ヶ崎 神輿
浜降り 烏帽子
岩 江ノ島 弁天様
鎌倉 七里の海から
ロックン・ロールの神様
ふっと 脇風通る
ビーチ・サンダルのまま 渋谷
朝方まで
踊る ビール 浴びる 一人で騒ぐ
昼のこと ほてる 肌撫でてく
指を 見るの
xxxxx
c
8月30日
仲間 みんなで集まって 浜辺で
夏の全てを投げ出して
すぐに 東の空 青く 歪んで
ほんの 3秒 前歩く 海風
さよなら 言うの
秋が くるの