夜あけ前|詩
アルコール越しに
眠って起きて
午前3時
みんな寝静まっているから
こんな時間に起きて
私は本来の自分に
戻っている
1999年のプール・サイド
馬鹿げたサングラス
海の家でみたメロウな夕焼け
思い出せば
切りがないのかもしれないね
さあ
静かな街に繰り出そう
そんな想像さえする
よあけ前の町を
自転車で走ったら
また あの頃みたいに
笑えるのだろうか
昼過ぎまで眠ってしまって
夕方から
新しいシャツとパンツに着替えて
それで
昔からの友達に
会いに行くんだ
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