ラース・ルーカス・マイ(21)の語る「ブレーメンでの挑戦や、今後の目標、好きな食べ物とは...」
—— 以下、翻訳 (インタビュー記事全文)
U-21欧州選手権の優勝メンバーの一人、ラッセ・マイ(21)は、バイエルンから1年間、期限付きで移籍している。チームの守備を固め、ヴェルダー・ブレーメンをブンデスリーガに復帰させるのが彼の役割だ。ドイツ『ビルト』誌のインタビューで、ドレスデン出身の屈強な彼が、動物への愛情、変わった食の好み、フンメルスやジューレとの関係について語ってくれた。
BILD:マイさん、2週間ほど前にヴェルダーと契約しましたね。すでにブレーメンに到着しましたか?
マイ:もう着いたよ。みんなが大歓迎してくれたんだ。シュラハテの遊歩道や、再開発地区のユーバーゼーシュタットはすでに訪れた。とても気に入っているよ。地元ミュージシャンをラッポ(ニコライ・ラップの愛称)が紹介してくれた。でも、僕はまだ家を探しているところなんだ。
BILD:あなたの2匹の猫は、今はどこにいますか?
マイ:兄のところさ。僕は1歳半のシンバとシンデレラという2匹のブリティッシュ・ショートヘアを飼っている。まだ一歳半の子猫さ。僕が家を見つけ次第、すぐにうちに来てくれることになっている。とっても素敵な存在だよ。この子たちのおかげで、僕は決して一人じゃないんだ。子供の頃、僕は動物園に行くのが好きで、いつも動物を見て喜んでいたよ。
BILD:あなたはとてもタフな選手ですね。それは、努力や、良い食生活、それとも優秀な遺伝子のおかげでしょうか?
マイ:確かに、いろいろな要素が考えられるね。たまに美味しい肉を食べるのは好きだよ。とはいえ、試合に勝つと、シュニッツェルやポテトも食べている。兄もどちらかというと体格がいい。でも、僕はウエイトルームにいる時間も好きで、怪我の防止のために多くのことをしているんだ。トレーニングの前には、体が冷えた状態でスタートしないようにしている。トレーニングの後は、筋トレをしているよ。
BILD:ヌテラには目がないようですね...。
マイ:ヌテラをバター、その中でも、できれば塩バターと一緒に食べるのが好きなんだ。めちゃくちゃ美味しいよ。
BILD:この移籍前、ヴェルダーのことは知っていましたか?
マイ:誰もが知っていることだが、ヴェルダーはビッグクラブだ。特に、HSVとの北ドイツダービーはいつも注目していた。ブレーメンから電話をもらった時、迷いはなかったね。選手として、こうした伝統あるクラブにいるのは、心地よいものさ。
BILD:あなたの野心はどこから来るのでしょうか?
マイ:うちは家族全員がそうなんだ。そう教えられてきたのさ。あとは、バイエルン流の勝者のメンタリティだ。それをここにも持ち込み、みんながそれに同調してくれることを期待したいね。
BILD:「対戦相手はオレたちに恐れをなすことだろう」というあなたの発言に対して、同僚たちのリアクションはどうでしたか?
マイ:もちろん、面白いと思って笑ってくれたね。でも、みんなそれを思っているよ。
BILD:あなたは、サッカー選手の家系ですね。ドレスデンでキャプテンを務める、お兄さんとのつながりは?
マイ:とても親密だよ。休みが取れたらすぐにでもドレスデンに行くほどさ。僕らは日々意見を交わし、多くのメッセージを送り合っているよ。兄は僕の手本であり、ヒントを与えてくれるんだ。そうは言っても、たとえディナモ(・ドレスデン)や兄が相手であっても、兄弟だからと手加減しないさ。
BILD:エメル・トプラクと組める期待もありますね。それはリスペクトに値するでしょうか、それとも、バイエルンのフンメルスやボアテングのような一流のディフェンダーを知っているからこそ、普通の感覚になるでしょうか?
マイ:間違いなく特別なものだね。若手の僕は、エメルから多くを学ぶことができるはずだ。それは僕自身にとって名誉なんだ。マッツやニキ・ジューレとは今でも連絡を取り合っている。二人とも僕にお祝いを伝えるだけでなく、「早く1部に戻ってこいよ!」と言ってくれたね。
BILD:あなたは険しい顔をすることが多いですね。どんな時に笑いますか?
マイ:僕は、ピッチ上では険しい顔しかしないよ。そこには楽しみはなく、ただ勝利を求めるだけさ。試合以外ではリラックスしているね。誰かが冗談を一つ言えば、僕は笑ってしまうさ。
BILD:U-21欧州王者に輝いた今、東京オリンピックでの活躍を望んでいましたか?
マイ:オリンピックに出場できれば良かったなとは思うよ。とはいえ、これは監督の決断だ。だから、今はヴェルダーに完全に集中しているんだ。
BILD:ブレーメンに期限付き移籍をしたバイエルンの先輩、マルコ・フリードルはあなたの手本になりますか?
マイ:ローン移籍によって、若い選手はさらに成長できることがわかると思う。僕の目標は、いつの日か再びバイエルンでプレーすることに変わりはないよ。
BILD:若い選手ながら、あなたはすでにディフェンスをリードする自信はありますか?
マイ:僕を含め、全員がピッチ上で責任を負わなければならない。また、僕のポジションなら、多くの指示を出していかなければならないね。
BILD:ダルムシュタットでマルクス・アンファング監督を知っているというのは、どれほどメリットになるのでしょうか?
マイ:確かに少しはメリットもあるね、彼のスタイルはすでによく知っているのだからね。彼は優れた人物で、いつもちょっとした喜びをもたらしてくれるんだ。
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