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【レシピ】ニンジンとキヌアのラペ
フランスの定番家庭料理であるキャロットラペにスーパーフードのひとつのキヌアと旬野菜を加えたレシピです。
オーガニックオリーブオイル「れなり」の香りと旨味を生で味わうために熱を加えないサラダのレシピにしました。
「れなり」は低温抽出(コールドプレス)で搾油された混ざり物のない一番搾りの無農薬エキストラバージン・オリーブオイルです。とにかく香りがすごい!悪い意味の油っぽさ(酸化の匂いや味みたいなものだと感じています)が一切なくてフルーティーな味わいです。そして「OLIVE JAPAN2020 国際オリーブオイルコンテスト」で金賞を取られたとのことで、納得!だって美味しいもん!そしてお値段も他のオーガニックオリーブオイルと1本あたりのお値段は変わらない、むしろ安いので本当にオススメです。「株式会社貊村」さんが販売していて、そちらのお取り組みもとっても素敵なのでこちらをぜひみて見てください。
個人的にニンジンとオリーブオイルの組み合わせって、ニンジンの甘みをオイルが引き立てながら香りが加わって大好きです。今回はそこにクミンの香りをさらに足してみました。「キャロットラペ」ってなんとなくウサギがニンジンをかじってるみたいな絵が浮かぶし、響きがかわいいなーと思うんですが、意味を調べてみるとフランス語で「rapée : すりおろす」という意味だそうです。
用意する食材【2人分】
ニンジン 【2/3本】
タマネギ 【1/4個】
水菜 【1束】
キヌア 【1カップ】
くるみ 【大さじ1(お好みで!)】
パンプキンシード 【大さじ1(お好みで!)】
白ワインビネガー 【大さじ2】
クミン(ホール) 【小さじ1/2】
塩コショウ 【適量】
オリーブオイル 【大さじ3】
調理時間 : 30分
まずはキヌアを炊きます
キヌアは茹でたり炊いたりお米に混ぜたりといろいろな調理方法がありますが、今回はふっくらとたいていきます。
キヌア:水=1:2の分量を鍋に計り入れ、ムラにならないように水とキヌアをよくなじませます。
初めは強めの中火で、沸騰したらとろ火にして蓋をしてじっくり熱します。10分経ったら火からおろし、蓋をしたまま蒸らします。蒸らし終わったらご飯をかき混ぜるようにふわっとほぐしておきます。
キヌアを蒸らしている間に他の材料を準備します
くるみはフライパンで軽く煎ると香ばしさが出ます。トースターやオーブンで熱するでも良いです。焦げないように気をつけてください。 炒ったあとに細かく刻みます。
タマネギは薄くスライスし、ワインビネガーにつけておきます。タマネギの旨味をビネガーに移していきます。今回は新タマネギだったので、水にさらさずそのまま使いました。
ニンジンを千切りにします。
おろし金で大根のツマのように細くおろしても良いですが(ラペするってことですね)、包丁で切るとニンジンのシャキシャキ感が残るのでオススメです。太さはお好みで。こちらをタマネギの入ったビネガーに加えます。
水菜は4〜5cmの食べやすい大きさに切り、ボウルに加えてます。
ボウルを混ぜます
塩コショウとクミンを加えます。クミンは今回ホールを使いました。食べるときにプチプチとした食感があります。香りを出すために手で潰しながら加えます。
そこに炊き上がったキヌアと刻んだくるみを加え、全体にビネガーが回るようにしっかり混ぜます。くるみはトッピングにも使いたいので少し残しておいてください。
最後にオリーブオイルをたっぷり加え、さっくりと混ぜます。
✨完成✨
お皿に盛り付け、先ほどのくるみとパンプキンシードを振りかけて完成です。
シンプルな味付けですが、ニンジンや野菜のシャキシャキ感とくるみとパンプキンシードのカリカリ感を楽しんでもらえると思います。
ナッツはアーモンドやカシューナッツも合うし、野菜もクレソンや豆苗など香りのあるものもおススメです。
出来立てだとシャッキシャキでフレッシュですが、しばらくおいておくと少しシナっとしてニンジンの旨味や甘味、くるみのコクが合わさりリッチさが増します。たくさん作って何回かに分けて召し上がっていただくと楽しいと思います。
また、キヌアは炊いたものの半分くらいを使いました。保存容器に薄くならして冷凍しておくと使いたい分だけすぐに解凍して使えて便利です。キヌアは9つの必須アミノ酸すべてを含む数少ない植物性食材のひとつです。タンパク質は玄米の2倍ほどあり食物繊維やミネラルが豊富でベジタリアンやヴィーガンの強い味方です。調理が難しそうな感じがしますが思ったよりも全然簡単なので気軽に取り入れられるレシピの紹介や美味しい炊き方や食べ方の実験などもしてみたいなと思っています!