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手紙を書く時間
台湾離島の暮らしをはじめて、手紙を書き始めた。このことについて、今日は書いていく。
チェンマイの生活ではそういった機会がなかったが、今回離島暮らしでふと思い立った。日本の友人に手紙を書こう、と。
まずは、誕生日プレゼントで贈り物をくれた友人と、日本の食品を送ってくれた友人二人に手紙を書くことに。
だいぶ早めに封筒も便箋も購入し、書ける体制は整っていたものの中々書き出すまでに時間がかかる。
そしていざ書こうとしたら、何を書こうか迷ってしまった。
この時代、ラインで気軽に連絡してるし
定期的に用あったら電話もする仲。
いざ手紙ってなると何を書くべきなのだろうか?
そう思ってしまった。
まあいっか、と書き始めた。
話しかけるように手紙を書き始めると、他愛もない最近のことやお互いの関係の振り返り、そして普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを書いていた。
手紙の内容自体は大したことはない。
でも、お互いにとって形に残るものとなるし、台湾から日本への贈り物としてポストカードのような機能になる。
あとからそう思った。
なによりも
"わざわざ"
ここに意味があるのかもしれない。
携帯があるのだから、この手紙の作業の色々を考えると一瞬で解決すること。
でもこのわざわざする理由は、相手を大切に想う気持ちや心を込めたいから。
そんな自己満足なのだけど、色んな意味で届くといいな。そう思いながらこの作業を行う。
手紙を書いたら、わざわざ家から15分以上ある郵便局に行って手配をする。
海外の郵便なので、郵便局問い合わせてやる必要がある。
このわざわざをし終えたら、ラインで
手紙送ったよとラインする。
改めて、本当にわざわざの極みだと思う。
しかし、ラインや電話と違ったところは
いつ届くかな
届いたら喜んでくれるかな
届いたら連絡くるのかな
郵便局へ託したあとは、
こんなワクワクをもったまま日常を送ることができる。
私は今もカフェで手紙を2通書いている。
また違う友人二人に向けて。
しばらく会えてなくて、次にいつ会うかもわからない。
普段の会話では伝えきれていない想い、
手紙とい形に残るものとして伝えていけたらな、と思う。
先日送った手紙の返事を、日本の友人から送ったよっとラインがきた。
今は、その日本からお手紙のワクワクも日常に存在しながら生活している。
こんな便利な世の中だからこそ、
こういうわざわざを大切にしていきたい。
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