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台湾の友人からお手紙

台湾離島生活で、
まさに昨日起こった出来事を書いていく。

お出かけして帰宅したら、オーナー奥さんから声がかかった。
私の部屋は1階にオーナー家族が住んでいる。

奥さんは台湾語を話すが、私は話せない理解できない。しかしなんとなくでいつもなんとかなっている。

昨日は玄関付近で封筒を見せられて、
これあなたのですか?と言うような質問を投げかけられた。
封筒を除くと、私の名前になっていたのでそうです、と伝えた。
そしておっけーと封筒を渡せれて自分の部屋へと。

送り主を見ると台南の住所。
すぐに、友達だと気づいた。
以前私が台南の友達へと手紙を出したことがあるので、きっとその返事かな?
そう思い、封筒をあけた。

すると、びっくり。
現金が入っていた。合計3500元。
日本円でだいたい13000円程。
手紙が添えられたりするだろう、と思って中を見たがなかった。

お札だけ郵送で頂いたのは、生まれてはじめての経験だ。

とりあえず、笑った。

そして、すぐに理由も思い出すことができた。

私は去年の11月まで台湾本当の台南という地域に住んでいた。
そこで11ヶ月滞在後移動をした。

その台南での生活で出会った友人の一人が封筒を送ってくれた彼女。
彼女とは言語交換サイトを通して出会い、滞在中は一週間に1.2回カフェで会って日本語を教えていた。

教えると言っても、彼女の日本語力は高いので基礎などではなく
会話ベースで質問されたことに答えたり。日本の文化や、会社の在り方など実際に住むにあたってのこと教える機会が多かった。

そういった関係が長いこと続き、
私が台南を離れてからはラインのビデオ通話で会話を定期的に行っていた。

そして、とある日に彼女からある提案をされた。

"長いこと、お金をとることもなく日本語を教えてくれてとても感謝している。
だから、気持ちだけどお金を払いたい。でも、これで友達関係は変わらないで今まで通りにしてほしいんだけど平気?"

こう言われて驚いたけど、そのお気持ちだけありがたと思った。

その話が出たが、結局流れて終わったようだったけど。
そのお金が届いたのが昨日。

ずいぶんワイルドなお金の送り方してくるな〜と思いつつも、彼女らしいなとクスっと笑った。

お金の額とか、そういうのよりも
相手を想いやるその気遣いと彼女の人間性を改めて感じた。
彼女と偶然、この台湾で出会えて良かったなと思った。

まだ手紙もらってから、話せてないので顔を見れ感謝を伝えたいと思う。




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