コミュニケーションデザイナーとして、「今」やるべきこと
こんにちは。コンセントの髙橋裕子です。
2024年4月12日、私がマネージャーを務めるクリエイティブグループ(通称CRT)で、グループメンバー全員がリアルに集まる会──【CRTの日】を開催しました。
コロナ禍以降、コンセントではリモートワークという働き方の選択肢が一つ増えました。
リモートワークの定着は、移動時間を有効に活用できる・私生活との両立がしやすい(※個人的な意見です)などのメリットがありますが、実際に社員同士が対面する機会は当然少なくなります。
「同じチームやグループのメンバーであってもなかなか会う機会がない!」「グループは同じでもチームが違うと、なかなか話す機会がない」という声が社内からもたびたび聞こえるようになりました。
私自身もそう思うことがよくあります。
素直な気持ちで「私はみんなに会いたい……」と、そう呟いたところ、「私も!」とグループのメンバーが賛同してくれたことで実現したイベントでした。
集まって何をしたか
会場はコンセントのイベントスペース【amu】。
日中はオフィスとして開放し「一緒に机を並べて仕事をしよう!」と、メンバーに呼びかけました。
夕方にはグループのほぼ全員が集い、今回の企画のメインプログラムである事例共有会・懇親会を開催しました。
クリエイティブ事例共有会「CRTの1枚!」
【CRTの1枚!】と題した事例共有会。
2023年度の仕事の中で「自分的にベストだったと思うクリエイティブ」を一人ひとりが紹介。プロジェクト内の役割、特徴的なエピソード、自分の成長ポイントなどを発表しました。
クリエイティブグループの私たちが携わる仕事は、ウェブサイトや広報誌、映像といったアウトプットのデザインからイベントの体験デザイン、そもそもの目指すべき姿を見出すビジョン設計やコンセンプトづくりなど実に様々です。
今回の発表では、「美しく魅力的に」「わかりやすく」といった意匠部分のクリエイティブはもちろんのこと、クライアントの内部資料の精度向上を支援する取り組みや、制作プロセスを可視化することでプロジェクト内の合意形成をよりスムーズにするための取り組みなど、デザインの力でコミュニケーションを活性化させるという取り組みが多く見られたのが印象的でした。
一つひとつの発表にデザイナーの思考の過程が見え隠れし、クライアントやユーザー、そして社会の課題解決に日々奮闘するコンセントのコミュニケーションデザイナーの姿を感じることができました。
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事例共有会後はケータリングを食べながら、わいわいと歓談タイム!
直近のプロジェクトや発表した事例の話題で盛り上がったり、仕事とは直接関係のない雑談をしたり。こういうラフなコミュニケーションも大切ですよね。
コミュニケーションデザイナーとして、「今」やるべきこと
コンセントのコミュニケーションデザイナーは、情報の発信や伝達を通して、人の心と身体を動かすことができるプロフェッショナル。正しい情報はもちろん、どうしたら魅力的に伝えることができるのか? ということに、真摯に向き合っています。
課題の把握
ビジョン・コンセンプト設計(あるべき姿を描くこと)
クリエイティブの提案
言葉にするととてもシンプルに見えますが、そのプロセスを経て最適解に至るまでには、私たちデザイナーの思考・技術・経験値など(そしてプロとしての意地も!)がぎっしりと詰まっています。
マネージャーである私は、グループのみんなが携わっている仕事はもちろん「情報」として知っています。
ですが今回、一人ひとりのプロセスや想いを直接耳で聞き、最終の成果物を実際に目にすることで、クライアントの課題に最善を尽くしてクリエイティブで応えようとするコミュニケーションデザイナーの熱意やプロの心意気を感じました。
同時に、世の中をさらに良くするためには、共有会で個々人が口にしたような思考のプロセスをきちんと言語化していくこともデザイナーの大切な役割だと再認識する日となりました。
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コンセントでは、対象とするデザイン領域の広さから多くの職種があり、一緒に働く仲間を募集しています。
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