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50歳からの再出発:堀井美香さんの『一旦、退社。~50歳からの独立日記 』を読んで感じたこと


50歳からの再出発:堀井美香さんの『一旦、退社。』を読んで感じたこと

こちらの本が出版されたのはだいぶ前になるのですが、当時たまたまタイトルが目についたこと、自分がこの先の生き方を考えていた頃でもあり退社も考えていたこともあり、アナウンサーの方でも年齢の節目に同じようなことを考えるのかと思い手に取りました。

その時の感想をずっとスマホのメモ帳に残していたのですがせっかくなのでnoteに残そうと思います

アナウンサーとしての堀井美香さん


TBSアナウンサーとしてご活躍されていた堀井さん。私はアナウンサーとしての堀井さんはあまり記憶がなかったので、先入観を持たずに読み進めました。

アナウンサーというと芸能人に近く、煌びやかなイメージがありますが、堀井さんはあくまで一会社員として普通の日常を過ごしていたんだなと思える描写でした。

全てに真摯に向き合う姿勢


文中では堀井さんが真摯に仕事、育児、家族に向き合っている姿が読み取れますし、特にアナウンサーとして言葉を読むことの仕事に深く向き合っていることを感じました。

お子さんが小さいころは育児も大変だったでしょうに、きちんと自ら居場所を作って子育てされて愛情をたくさん注がれていたと思います。

言葉を読む素晴らしさ


改めて、言葉を読むって素晴らしい。字を目で読むのと声に出して読むことは違うし、読み手によって伝わり方も違う。その伝え方を模索し、努力してより良い表現を追求している姿が本当に素敵でした。

堀井さんの読書の落とし込み方


作中には色々なタイトルの本が出てきて、私も昔に読んだものもあり、同じだ!と嬉しく思ってみたり、未読のものは読んでみたいと思いました。

 本1冊1冊に対する堀井さんの自身への落とし込み方が本当に素敵で、何度も何度も読みこまれているのだろうと感じられました。

日々の積み重ねから選び取られた言葉の紡ぎ方が美しく読んでいてほっとするような安心感がありました。

50代ならではの共感


読み進めていくと50代ならではのお話もあり、同世代としては共感しかなかったです。少し若い方はこの先をイメージする際の参考にしたらいいのかな、と思います。

ジェーン・スーさんとの対談


ジェーン・スーさんとの対談は堀井さんは元は会社員であると思いつつも、この方たちは私の何百倍ものスピード感を持って何歩も先を生きている。
と圧倒されます。

私が憧れる、派手さはなくても本質が美人。芯があって、そこにひっそりと咲いているけど、その周りを圧倒的に照らす華がある人。読むだけで元気がでてきます。

お嬢様からのメッセージ


最後のページに堀井さんのお嬢様からのメッセージがあり母として泣かずにはいられませんでした。

最後に

この他にも見えそうで見えないご主人様が素敵そうだなと想像させてくれたり、もう一度久米宏さんが見たいなあなんて思ったり、互助会に入りたい。ポッドキャストを聞いてみようかな。と読んだ後も楽しめます。

今働くことにちょっと疲れたり働き方を考えている方には1度ぜひ読んでいただきたい1冊です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。よろしければスキなどいただけると喜びます。
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