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井上さんと一緒に、「もったいない子育て」をやめる旅に出た

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書き手:小林浩子(ライター・編集者/小学生の親) 新聞記者、雑誌編集者などを経て、フリーランスのライター・編集者に。 自分の子育てをきっかけに、「学び」について探究する日々を重ね…
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#システム思考

井上さんと一緒に、「もったいない子育て」をやめる旅に出た #はじめに

書き手:小林浩子(ライター・編集者/小学生の親) 新聞記者、雑誌編集者などを経て、フリーランスのライター・編集者に。 自分の子育てをきっかけに、「学び」について探究する日々を重ねる。現在、米国在住。  「子育てはどうしてこんなにつらいんだろうーー」 そう思ったことはありますか。私はあります。  ライター/編集者として、「仕事と子育てを両立すること」に疲労困憊している親(特に母親)の姿をたくさん見てきました。ちゃんと育てなきゃという内側からの使命感や、ときにはプレッシャー

井上さんと一緒に、「もったいない子育て」をやめる旅に出た #34

対症療法に陥りがちな子育て⑤ 「もったいないイベント」対話ドキュメンテーション前編 (#33のつづき)  さて、子育ての「根本解決」とは何でしょうか? 「それって『もったいない子育て』!? 」第5回のオンラインイベントは子育ての「対症療法と根本解決」について、みなさまとあれこれ話すことができました(参加くださったみなさまありがとうございました!)。  まずは、自分自身の子育てで「あ、これは対症療法だな」と思い当たることをみんなでシェア。いろいろな事例が上がりました。

井上さんと一緒に、「もったいない子育て」をやめる旅に出た #30

「喜びどころ」がずれるもったいない 対症療法に陥りがちな子育て①  子育ては修行のようです。でもそれを補完するように「喜び」もあります。    ただ、その喜びを感じるためには、親にもスキルが必要な気がします。子育ての「喜びどころ」を見逃さない。「喜びどころ」が分かると、苦しさを補って余りある喜びが得られるのかもしれません(タキビバやCo-musubiでもそういう喜びを共有する場面があります。誰かと一緒に喜べると嬉しさは増します)  例えば子どもが初めて立ち上がったとき、二