note【染物屋と目標達成の関係】
タイトルを見て「??」と思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回は、染物屋と目標達成に、どんな関係性があるのかをお伝えしようと思います。
僕の大好きな染物屋で、岩手県一関市にある
『京屋染物店』
なんと創業100年を超え、現在ではトヨタのCM作成に関わったり、パリの老舗靴屋とスニーカーを作成している等、日本の伝統を世界に広めている東北を代表する染物店です。
その代表の 蜂谷 悠介 氏がKintone award 2017の企業成長を題材にしたプレゼンテーションの中でおっしゃっていた事を紹介します。
ちなみに、このプレゼンテーションで蜂谷氏はグランプリを獲得しています。
そのプレゼンの中で『苦労した甲斐もあって、喜びも一入(ひとしお)』
と言う言葉がありました。
この言葉は、苦労が報われ、何かを達成したとき、あるいは何かが上手く出来た時によく使う言葉ですよね。
実はこの『一入』と言う言葉は、染物屋の用語と言われているそうです。
染料が入った器にザブンと布を入れ、一回一回、丁寧に、少しずつ、少しずつ、目標の色に近づけていくそうです。
何度も何度も染料に浸けると、手には染料の色が移り、水は冷たく、染料の匂いも染み付いてしまうとの事で、とても大変なお仕事です。
この、少しずつ、少しずつ、染まっていくその姿は、私達が目標を達成する過程に良く似ています。
私達も大きな目標があったら、それに近づくために、理想と現状のギャップを埋めていきますよね。
大きな目標となると、一朝一夕で達成するのは無理です。
そのため、少しずつ、少しずつ、行動を起こして目標に近づく事が大切です。
その過程は、真っ新な白い布を染料に入れ、一入一入、丁寧に染ていく染物屋職人のように。
これが、染物屋と目標達成の関係性です。
キーワードは『一入』
参考文献
僕、何回も何回も繰り返し見ながら学ばさせてもらっています😆