![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50258685/rectangle_large_type_2_57a76a55a6d3d77927c3b44d96f7ac6c.jpeg?width=1200)
ことのはいけはな; 春分 第12候「雷乃発声」
花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。
はなとことばを立てて相互記譜。七十二候の「ことのはとはなの旅」。
竣工後約1年のお庭。お引き渡しの時も、喜んでくださっていたけど、花曇りの日曜日に訪ねて、なお一層その可愛がりっぷりが深まっているのがわかった。思うに、植物だって人を見ている。桜を愛でるお花見も相思相愛だからこそ、ここまでみんなが心待ちにするから、彼らも美しく、誇らしげに咲いてくれる。気候風土と合っているから、というだけではないのだろう。「見る」は漫然と見ることではない。相手があって互いが互いに満ちてくる。そんな風にお庭に佇んでくれるお客さんに出会えるのは嬉しい。 https://onshitsu.jp/2021/03/30/%e7%ab%a3%e5%b7%a51%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e3%81%8a%e5%ba%ad/
花曇りアカシア黄色富士桜雨を待ちゐる遠い雷
黄梅やアカシアの金空に伸び春は喜び星湧きかえる
この星は 花々の星 とき放ち めぐる銀河の アウラの通路